『番組』を降板以降『CM』にも出演、少なくとも契約金は「1社3000万円」CM契約はさらに増える見込み
日本テレビ系報道番組「news zero」を卒業して約半年、フリーアナウンサーの有働由美子(55)がテレビ朝日で冠番組「有働タイムズ」をスタートさせた。業界では、名物コメンテーターとの「合体」に注目が集まっている。
「何しろ〝テレ朝の天皇〟と呼ばれる早河洋会長の肝いりの企画ですからね。1年以上かけて有働を口説いた経緯もあり、『現場に出たい』という本人の意向を尊重していくそう。そのため、莫大な予算が組まれています」
テレ朝関係者がこう内情を明かすのは、秋の改編の目玉である「有働タイムズ」。締め切りの関係で番組の内容には触れられないが、10月6日放送の初回は、「90分拡大スペシャル」と銘打って、アメリカのグランドサークルへロケを敢行。期待の大きさが窺えるが‥‥。
「局内では反発の声も聞かれました。というのも、打ち切りになった前番組の『サンデーステーション』の世帯視聴率は10%台をキープし、決して悪い数字ではなかった。メインに局アナを起用し、製作費もかなり抑えていましたからね。それでも大ナタを振るったのは、10代から40代のコア視聴率を上げて、スポンサー収入を増やしたい思惑があるようです」(前出・テレ朝関係者)
有働にとっても、今回の移籍は収入アップにつながるようで‥‥。芸能ジャーナリストの竹下光氏が指摘する。
「報道番組のキャスターは公平性を担保するため、企業CMに出演できないという暗黙のルールがありますが、『zero』を降板して以降、大手銀行や酒類メーカーのCMに出演。契約金は少なく見積もっても1社3000万円。女性層に人気が高いこともあって、今後はさらにCM契約が増える見込み。夜の帯番組から離れて、時間的な余裕が生まれたことで、高額報酬の講演会の仕事もこなしていけば、年収2億円は約束されたようなものです」
気になるのは新番組「有働タイムズ」の内容だが、
「番組の公式サイトに〝究極のニュースエンターテインメント〟とあるように、ゴリゴリの報道番組ではなく、TBS系の『情報7daysニュースキャスター』のような作りになるのでは‥‥。キャスターを務める脚本家の三谷幸喜さんもビール会社のCMに出演していたので、有働さんもCM契約を見直す必要はない。そのぶん、何か大きな社会問題が起きても、鋭く切り込むようなコメントは期待できないかもしれませんね」(前出・竹下氏)
有働を一本釣りして、多額の予算を投入しただけに、大コケとなれば一大事だ。
「新番組には朝の時間帯で視聴率トップを独走する『羽鳥慎一モーニングショー』のスタッフが多く関わっています。この番組で『数字を持っている』と言われているのが、元テレ朝の社員で名物コメンテーターの玉川徹氏。その玉川氏を不定期出演という形式で出演させることで、ある程度の結果は残せる算段です」(前出・テレ朝関係者)
もっとも、ライバル局も指をくわえて見ていないだろう。
「注目は、ウラのNHKで『サンデースポーツ』を担当する中川安奈アナ(30)。ロケット爆乳を強調するニット衣装で勝負をかけてくるはず。局の大先輩といっても、果敢に攻めてほしい」(前出・竹下氏)
日曜夜のニュース戦争から目が離せないとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部