9月10日に「全く円満ではない」退社...なかなか「移籍先」を正式発表できない原因は
伊藤健太郎が芸能事務所「イマージュエンターテインメント」を9月10日で退社して、しばらくが経つ。伊藤は同社に移籍した翌月の2020年10月にひき逃げ事故を起こし、道路交通法違反などの容疑で逮捕(のちに不起訴処分)されて謹慎。
当時、スポンサーなどから請求された違約金は数億円にのぼるとされたが、事務所が立て替え、献身的に支えた。2021年6月に芸能活動を再開して以降、順調に活動していたにもかかわらずの退所劇だった。
通常、退所発表の際、事務所側はタレントに対してエールを送り、「円満退所」であることをアピールするケースが大半だ。
ところが伊藤のケースは違った。事務所側は、
〈今後の活動や契約について話し合いを重ねてまいりましたが、双方の意見が一致せず、最終的に退所という形で合意に至りました〉
と退所までの経緯を明かし、全く円満ではないことが明らかになったのだ。芸能記者が言う。
「伊藤はまだ2億円以上も事務所に対する返済が残っているのですが、返済方法についての話し合いが済まないまま退所するという掟破りを犯してしまった。本来ならそんなトラブルメーカーの伊藤を獲得したい事務所などないはずです」
しかし移籍先については、今年6月に小栗旬が新社長に就任した「トライストーン・エンターテインメント」であると報じられている。綾野剛、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二、木村文乃らを抱える事務所なのだが、なんと移籍の「障害」になっているのが伊藤の実母だというから、シャレにならない。
「週刊新潮」によると、真珠を使ったジュエリーの対面販売業を営む伊藤の母親は、業界ではステージママとして有名な存在なのだとか。前事務所への返済方法の話し合いがまとまらなかったのは母親の意向が大きく、トライストーン側も母親の存在を煙たがっているというのだ。
「芸能界では親が口を挟んでトラブルに発展し、引退に追い込まれたケースは多いですが、伊藤も同じような状況に追い込まれるのでは。テレビ局や映画会社は、そんな俳優を使いたがらないでしょうね」(前出・芸能記者)
母親を切ることができなければ、伊藤に明るい未来が訪れることはなさそうだとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部