ここにきて『第二の有吉』なるか「MCとして大ブレイクの予感」
坂上忍やヒロミ、有吉弘行など“再ブレイク”を果たした芸能人は多いが、ここに来て永野が存在感を増している。
一時はテレビから消えたものの1~2年前から露出が増えて、今年10月からは『フロンティアで会いましょう!』(NHK)、『永野&くるまのひっかかりニーチェ』(テレビ東京系)の2番組でMCを務めるなど派手な活躍を見せている。
「永野はラッセンネタでブレイクしましたが、元々の得意ネタは毒舌。芸人の間では以前からその実力を高く評価されていましたが、近年テレビやYouTubeで毒舌を吐き散らかしたり、芸人を斬りまくったりして、芯を食ったコメントで周囲をうならせています。他方、映画や音楽にも造詣が深く、サブカル方面でも脚光を浴びる存在に。これまではゲストでの起用がほとんどでしたが、満を持してMCに抜擢され、今やお笑い界のキーマンと言っても過言ではありません」(芸能ライター)
毒舌を武器にして再ブレイクした点はかつての有吉を彷彿とさせ、業界内の期待値が高いのもうなずける。
もっとも、業界関係者がプッシュすれば売れっ子になれるほどテレビの世界は甘くないわけだが、芸能ジャーナリストの竹下光氏は永野のMCとしてのブレイクの可能性についてこう語る。
「永野さんに関してはゲストとして出演した他の芸人のYouTubeチャンネルの再生回数がアップすることが業界内でも噂になり、配信番組での活躍もあって再ブレイクを果たしました。頭の回転の速さや卓越したトーク力にコメント力、知識量の豊富さなどタレントスキルの高さは非の打ちどころがありません。ただ、MCとなると自分が前に出るよりも共演者など周囲を活かす場面も増えてくるでしょうし、そのあたりの押し引きも重要になってきますからね。周りに気を使い過ぎるあまりジレンマを抱えたり、ゲストの時のような良い意味でのアクの強さを発揮できるかがポイントになってきます。あと、女性視聴者ウケをより意識する必要もありますから、“毒”を吐きながらもどこか許される可愛らしさや清潔感をアピールできるかも重要でしょう」
また、民放バラエティー番組制作関係者もこう語る。
「女性視聴者を意識した清潔感という点では永野の衣装にも注目です。彼のトレードマークは水色シャツと赤のズボンですが、MCとしてはアクが強すぎます。MCがゲストより目立つのはマズいですし、派手な衣装で視聴者に情報が入らないという問題も生じる。実際、NHKの番組では黒のズボンを履いていましたが、どこまで衣装にこだわりがあるのかもポイントでしょうね」
と、日刊サイゾーが報じた。
編集者:いまトピ編集部