2024/10/16 15:49
藤川、厳しい「力のないベテランは、僕は必要ない」
阪神の藤川球児新監督が10月15日、大阪市内で就任会見を行ったという。
新指揮官は現役時代と同じ背番号「22」を背負い、2023年以来のV奪還を目指すといい、就任会見後の囲み取材では、厳しい言葉が飛び出したとのこと。
「前年度の日本一、今年は2位。現状維持でいいと周囲から見えるような選手は、危機感を持って臨んでもらいたい。力のないベテランは、僕は必要ないです」
現役時代を彷彿させる火の玉ストレート発言だが、では「必要ないベテラン」とは誰を指すのか。
まず挙がったのは、33歳の梅野隆太郎。2023年は正捕手として開幕を迎えたが、死球による骨折で8月に戦線を離脱。今季は95試合に出場し、打率2割9厘、15打点という数字に終わり、改めて打撃力不足を露呈。坂本誠志郎との捕手2人体制の先行きを不安視して「若手にチャンスを与えてほしい」との声も上がっているようだ。
また、投手で危ないとされたのは、チーム最年長34歳の右腕・西勇輝。今季はオリックス時代を含めて14年連続となる、100投球回をクリア。年間を通してローテーションを守ったものの、終盤はスタミナ切れで負けが込み、終わってみれば6勝7敗と負け越してしまった。ファンとしては同じ「西」でも、若手の西純矢を育ててほしいと考えている様子。
他にもわずか2登板で防御率5.40に終わった33歳の岩貞祐太も、首筋が寒くなりつつあると「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部