2024/10/17 13:04

「秋は夏よりも体臭がきつくなる」理由とおさえ方

臭い

いわゆる「汗っかき」のなかには、涼しくなる時期を迎え、「これで、ようやく汗の臭いや体臭を気にしなくてすむ」という人も多いと思われるが、残念なことに秋は、夏よりも脇の臭いなどの体臭がきつくなる季節だという。

そもそも汗そのものは無臭で臭いはないが、人間は汗をかくことで体の各所で雑菌が繁殖。その雑菌が古い皮脂や角質を分解した時にできる「イソ吉草酸」という物質が臭いの元となり、それを発散させることにより、脇や足が臭くなるとのこと。

では、なぜ秋のほうが夏よりも、この雑菌を繁殖させやすくなるのか。

気温が高い夏場は大量に汗をかくものの、そのぶん乾くのも早いが、一方で、涼しくなった秋でも、少し動けば汗ばむため、汗が脇や背中をじっとりと濡らすということもしばしば。すると、どうしても乾ききらない汗が、いつまでも肌に残ってしまうという。そうなることで雑菌の繁殖が進み、時間が経てば経つほど汗が残った場所が臭くなるといい、乾きにくい秋の汗の方が、夏の汗よりも臭くなりやすいというわけなのだという。

さらに、秋になっても夏の名残でつい面倒とばかり、入浴せずシャワーで済ます人も多いようだが、そもそも汗には体の中に溜まった老廃物も一緒に出してくれる働きがあるため、汗をかかず老廃物を溜め込んでしまうと、さらに臭いがキツくなってしまうようだ。

匂いが気になると思う人は、きちんと湯船に浸かり体を温めて汗を流すことで、老廃物を体外に出してやることを心がけたり、老廃物を出すためには、ウォーキングなどの有酸素運動も効果的なので、どんどん取り入れていきたい。そして、汗をかいたら、必ず、すぐにタオルで拭きとることをオススメしたいところだと「アサ芸ビズ」が報じている。

秋の体臭が夏よりもきつくなる理由とは? 雑菌の繁殖はこうしておさえる  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ秋の体臭が夏よりもきつくなる理由とは? 雑菌の繁殖はこうしておさえる | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部