2024/10/23 20:26

『ドラマ』視聴率12.6%「格の違いを見せつけた」

テレビ

民放各局で2024年秋スタートのGP帯連続ドラマが続々とスタートし、初回の平均世帯視聴率が出そろった。テレビ東京系を除く民放4局を対象に、ランキング形式でトップ10を紹介する。

1位は16日にスタートした『相棒 season23』(テレビ朝日系、水曜午後9時)で世帯12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人7.0%。同シリーズは2002年の『season1』から初回の平均世帯視聴率が2ケタをキープしており、今シーズンは前シーズンの初回12.5%を若干上回った。

 杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が復活して3シーズン目となる今回。初回では加藤清史郎、でんでん、柴俊夫がゲスト出演し、事件に政治家や警察の思惑が絡み合う『相棒』らしい展開だった。

 なお、今期はフジテレビ系で放送中の『嘘解きレトリック』(月曜午後9時)、『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(火曜午後9時)、『全領域異常解決室』(水曜午後10時)をはじめ「バディもの」だらけ。その中で『相棒』は、格の違いを見せつけたともいえる。

2位もテレビ朝日系で、中園ミホ氏が脚本を手掛ける『ザ・トラベルナース』シーズン2(テレビ朝日系、木曜午後9時)がランクイン。初回は世帯11.3%、個人6.3%で、2022年10月期のシーズン1と同様に世帯11%台で発進した。

3位は神木隆之介主演の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系、日曜午後9時)。初回は世帯11.0%、個人6.9%だった。

 1955年から石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台に、70年にもわたる壮大な物語が描かれる同ドラマ。新垣結衣が主演を務めた同局『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子氏が脚本を手掛けることもあり注目度は高いが、同枠で前クールに放送された嵐・二宮和也主演『ブラックペアン』シーズン2の初回11.8%(世帯)には及ばなかった。

 4位は『民王R』(テレビ朝日系、火曜午後9時)と『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系、火曜午後9時)で、ともに世帯7.8%。前者は、総理大臣の秘書役を演じる“あの”の演技が「上手!」「しゃべり方がいつもと違う!」と話題になっている。

 なお、同ランキングにおいては、トップ5のうち3作がテレ朝系という結果に。同局の独走状態が予想される中、日テレ系ドラマは10位にようやく『放課後カルテ』(日本テレビ系、土曜午後9時)がランクインしており、前クールに続き苦戦が強いられそうだ。

 2ケタ発進のドラマが3作も登場した秋ドラマ。『相棒』と『ザ・トラベルナース』のトップ争いに注目したい。とサイゾーウーマンは報じた。

【秋ドラマ視聴率ランキング】トップは12.6%『相棒』、2位『ザ・トラベルナース』でテレ朝独走(2024/10/23 18:00)|サイゾーウーマン【秋ドラマ視聴率ランキング】トップは12.6%『相棒』、2位『ザ・トラベルナース』でテレ朝独走(2024/10/23 18:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部