称賛殺到『連続ドラマの域超えた』クオリティ「ほんと贅沢なドラマだな」
6日から放送開始となった『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』(WOWOW)。原作から見事に再現したキャラと世界観、連続ドラマとは思えない映像クオリティの高さで大きな話題を集めている。
■ゴールデンカムイとは
週刊ヤングジャンプで2014~2022まで連載された人気コミック『ゴールデンカムイ』。2018年にアニメ化、24年1月には実写映画化され、10月からは映画の続編として連続ドラマが放送開始となった。
同作は、日露戦争集結直後の明治末期、北海道・樺太を舞台に「アイヌ民族が集めた金塊」をめぐる冒険活劇。実写版では、主人公で元軍人「不死身の杉本」こと杉元佐一を山崎賢人、アイヌの少女・アシㇼパを山田杏奈が演じた。
■同作のあらすじ
映画版では、物語の冒頭部分を実写化。戦死した友との約束を果たすべく北海道で砂金を採っていた杉本が「アイヌが集めた金塊」の情報を得て、金塊を求めて奔走する姿が描かれていく。
金塊をアイヌから強奪した男は網走監獄に収監され、24人の囚人に「金塊の場所を記した刺青」を彫った。その囚人らは脱獄しており、杉本は偶然出会ったアイヌの少女・アシㇼパと24人分の「刺青人皮」を集める旅に出る。
しかし刺青人皮を求めるのは杉本だけでない。土方歳三(舘ひろし)をトップとする脱獄した囚人達、北海道征服を画策する情報将校・鶴見篤四郎中尉(玉木宏)ら第七師団の造反者達も刺青人皮を探しており、三つ巴の争いが展開された。
■初回放送は…
原作を忠実に再現したキャラと世界観で好評を博した実写映画の続きが、連続ドラマとして「映画と同様のハイクオリティ」で綴られていく。
初回放送では、第七師団の一員・谷垣源次郎(大谷亮平)が原作の人気キャラ、刺青を持つ脱獄囚の1人で「冬眠中の熊もうなされる」伝説の猟師・二瓶鉄造(藤本隆宏)との邂逅・交流が描かれる。
猟師・マタギを父に持つ谷垣はエゾオオカミに心酔する二瓶と出会い、マタギの魂を取り戻していったが、そこから杉本らに遭遇。杉本とアシㇼパ、二瓶と谷垣が雪山で激しい死闘を繰り広げた。
■二瓶の再現度にも反響
美しい雪山を舞台に、見どころ満載のアクションだけでなく、アイヌや猟師の食事、風習なども丁寧に描いていった今回。
初回放送後、視聴者からは「ドラマ1話素晴らしかった」「映画館で観ても良いくらい質が高いし、キャストも演技下手な人皆無だし、北海道の冬の美しさと厳しさ、見所しかないアクション、全てにおいて満点と言えよう」とそのクオリティの高さを絶賛する声が殺到している。
二瓶のルックスのみならず、「猟師の魂が勃起する」「勃起が止まらん」との原作の名ゼリフも印象的に再現するなど、藤本の好演も目立つ。
「個人的に牛山と並ぶ好きなキャラなので二瓶の仕上がり気になってたけど素晴らしかった。粗野だけど豪放磊落で猟には真摯。その最期までカッコ良かった」「まんま二瓶鉄造でビックリしちゃいましたよ!」「このよく出来た素晴らしい二瓶を1話でおしまいにするのほんと贅沢なドラマだな!」との声が寄せられていたとSirabeeが報じた。
編集者:いまトピ編集部