2024/10/24 16:28

『報道番組』キャスターの心理分析に酷評「ハードルが低すぎ」「ひとくくりにしないで」

驚き

10月21日、タレントのホラン千秋が、自身がキャスターを務める報道・情報番組「Nスタ」(TBS系)に出演。最近、頻発している「闇バイト」による強盗殺人事件についてコメントし、物議を醸しているという。

番組では、関東地方で相次ぐ強盗事件を取り上げ、若者が家族に危害が加わることを恐れ依頼を断れず、強盗傷害や強盗殺人事件を犯してしまう背景についてリポート。

強盗殺人事件を巡っては、SNSなどに「ホワイト案件」「誰でも出来る簡単な仕事」「学生可能」「リスクなし」などと記載しバイトを募集。身分証明書や顔写真、家族構成などの情報を送るよう指示され、気がついたら強盗団に強制参加させられていたというケースがほとんどだといい、身元を全て明かしてしまっているため、家族に危害が加わることを恐れて、犯罪だとわかっていても断ることができなくなるとのこと。

これにホランは、「全然犯罪に加担すると知らずに呼び出されて人を殺害するなんてもってのほかですし…」としつつも「そもそも誰かに危害を加えるっていう思いでその場に来ていないわけじゃないですか。だけれども、やはりあの恐怖、こういった恐怖と天秤にかけると『やるしかない』と思ってしまう、人間の心理をうまく利用しているんだなと思いますね」とコメントしたが、この発言に呆れる声が相次いでいるという。

SNS上では「いやいや天秤にかけて人を殺さないでしょ」「『やるしかない』のハードルが低すぎて吹いた。まともな人はそんなことは絶対にしない」「情弱相手の極悪ビジネス。『人間の心理』とかひとくくりにしないでほしい」などといった声が上がっているようだ。

最近はテレビや新聞などの報道ニュースを見聞きしない若者も多く、闇バイトと普通のバイトの区別がつかない情報弱者も少なくないといい、ホランの言うように、人間の心理を利用しているというのも事実ではあるが、多くの人は「配送」や「宅配」、「ハンドキャリー」などと紹介されている募集広告で、秘匿性の高い通信アプリに切り替えて連絡を取るよう指示されたら「ヤバい」と感じるはず。

闇バイトと知らなかった若者が途中から「やるしかない」と、本当に人を殺すことができるのだろうか。ホランにはその辺りをもう少し深掘りしてもらいたかったという視聴者もいたのではないだろうかと「アサ芸ビズ」が報じている。

「やるしかないと思ってしまう」ホラン千秋、闇バイトの心理分析が「ハードル低すぎ」と酷評  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ「やるしかないと思ってしまう」ホラン千秋、闇バイトの心理分析が「ハードル低すぎ」と酷評 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部