『R-1王者』アカウントを削除「おもんなくなる」
3日に放送された『マルコポロリ!』(関西テレビ)は「三浦マイルドの未来を考えようSP」。2013年に『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で王者となるも、その後、不遇のキャリアを過ごしてきた三浦マイルドについて、縁の深い後輩であるすゑひろがりず、ビスケットブラザーズ、黒帯の3組がスタジオゲストとして出演し、マイルドの未来について議論を交わした。
マイルドは今年2月、母の介護のために広島に拠点を移して活動中。メディア露出こそ減ったものの、1年前に投稿したネタ動画が100万回を超えるバズを記録するなどしていた。
番組が約半年ぶりにマイルドを取材すると、この日は映画撮影の仕事をこなすと単独ライブの会場に異動。約30名の観客を前に70分にわたってネタを披露し、客席を爆笑の渦に巻き込んでいた。
番組後半では、マイルドのX(旧Twitter)での発言が話題に。VTR出演したミキの亜生が「Xやめろ!」と指摘すると、兄の昴生も「ネタあんなおもろいのに、見てたらXがチラついておもんなくなんねん」とひとこと。MCの東野幸治に「Xやめさせてください」と訴えた。
また、同期のライバルであるおいでやす小田も「もうXやめたら? 得してないと思いますけどね」と進言。
そうした芸人仲間のアドバイスを受け、東野が「みなさん、もうXとかそういうSNSやめましょうっておっしゃってましたよ。ご自身は聞いててどうですか?」と問いかけると、マイルドは「削除します!」と宣言。番組のラストでは、スタジオ裏でマイルドがスマホを手に、出演者に囲まれながらXのアカウントを削除する様子が映し出された。
マイルドといえば、Xでの過激な発言でたびたび世間を騒がしてきた。
昨年10月には地元である吉本興業広島事務所に対し「完全に逆恨みじゃけどの、おどれらとは絶縁じゃ!!」とぶちまけ、「ただ広島吉本に弓引いとるだけじゃ これから戦争始まるけえの」と宣戦布告したこともあったし、過去には「僕はトランプ支持者です」といった政治的発言で世の中を騒がせたこともあった。
マイルドのXでの発言についてはこれまでも芸人仲間から多くの指摘が寄せられており、今回のアカウント削除に胸をなでおろす関係者も少なくなさそうだ。
昨今、芸人のXアカウント削除が続発している。
先月には相席スタートの山添寛が『チャンスの時間』(ABEMA)に出演し「Xアカウント削除式」を挙行。「アンチにとって手の届かない存在へとステップアップします」「SNSやってない人のほうが現実を大事にしている。僕もそうしたい」などとして、20万人以上以上のフォロワーがあった自らのアカウントを削除。さらに、トンカツ関連の情報を公開していた裏アカウントも同時に削除し、Xからの卒業を果たしている。
また、今年6月にはEXITの兼近大樹も70万人以上のフォロワーを抱えていたXアカウントを削除。「人とは思えない嫌なアカウントが増えすぎているので!笑」と、その理由をポストしている。
多くのユーザーが存在し、広告媒体としての利用価値の高さとは裏腹に、やはり炎上やトラブルのリスクも絶えないX。タレントのフワちゃんがうかつなポストで芸能活動休止に追い込まれたのも記憶に新しいところだ。
今後も、Xを去る芸能人たちは増えていくのかもしれない、と日刊サイゾーが報じている。
編集者:いまトピ編集部