『ドラマ』伏線の張り方、ド下手でストレス...「何か含みがあるのかな」
NHK朝の連続小説『おむすび』も第6週となりました。残暑厳しい折に始まり、もう11月ですね。時間が立つのは早いものです。
今朝の第26回を見ていて思ったのですが、このドラマは主人公の結ちゃん(橋本環奈)が楽しそうにしている回は楽しい、機嫌の悪い回は見ていて楽しくない。糸島フェスでパラパラショーやって「ギャル楽しいぃ~!」って笑ってた回は見ていてたいへん幸せでした。そして今回、ずっと結ちゃんは不機嫌で、すごく楽しくありません。第26回、振り返りましょう。
まず気味が悪いなと思うのが、結ちゃんって女友だちと全然ちゃんと話をしないんだよな。前回、ハギャレンにも「話があるの」という相談ベースではなく、決定事項として「ギャル辞める」と告げているし、今回、書道部退部を引き留める恵美ちゃん(中村守里)に対しても「うちの手伝いが忙しい」というウソの理由(今までやれてたんだからウソだよな)を一方的に突き付けるだけで、対話したり本心を打ち明けたりということをしない。
一方で、ヤリイカやイチゴを貢いでくる男たちに対しては必要以上に心を開いている。震災の日のことをカッパ(佐野勇斗)に聞かせる形で回想シーンにしたところなんて、今さらながら致命的にキモいと思います。
あと、アユが急に「家族で神戸に戻りたい」と言い出した唐突さは、ちょっと許容し難いものがあります。後のちその理由も語られることになるんだろうけど、もう言っちゃうけど、このドラマは伏線の張り方がド下手というか、伏線と回収という作劇の仕方が基本的にわかってないんじゃないかと思っちゃうんだ。これもずっと物語を追いかける上でのストレスになっている。
あと第6週のサブタイトル「うち、ギャル、やめるけん」なんですけど、「やめるけん」って何なのよ。結ちゃんは「やめた」って言ってるし、もうギャルやめたと思って見てるんですけど、何か含みがあるのかな。しつこいな、と日刊サイゾー が報じた。
編集者:いまトピ編集部