2024/11/6 10:35

『第5話』ついにラスボス登場へ「楽しみ」

テレビ

主人公が絶体絶命の窮地に陥り「最悪だ……」とつぶやくや否や、すぐにそのピンチを脱出。かと思えば早くも次の絶体絶命の窮地が訪れ、またもや「最悪だ……」と延々繰り返しながら徐々に潜入先の詐欺組織の本丸に迫っていくドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺匿名捜査官』(日本テレビ系)も第5話。

 今回も、もう何回訪れたかわからない潜入兄妹の妹・ユキ(八木莉可子)の命が危険にさらされているところからスタートです。

そして次回はいよいよ幻獣のトップである鳳凰(藤ヶ谷太輔)と対面することになるみたいです。

 ところでこの作品における最大の愛されキャラである幻獣の始末屋・櫛田(フェルナンデス直行)ですが、今回もとってもかわゆい振る舞いを見せてくれました。

ご自慢のネイルガンでユキを殺したくてウズウズしちゃう櫛田、青龍に止められて殺すことだけは我慢していますが、ユキに向けてギリギリのところにネイルガンを打ち込むというウイリアム・テルごっこを楽しんでいたかと思えば、ユキが「トイレ……」というと素直に縛っていたロープをナイフで切って、ご案内。

 さらに、トイレからの帰りには油断したところを(油断しちゃうのかわいい)ユキに消火器をぶちまけられ、逃げられてしまいます。

 それでも焦ったり走ったりするとキャラが崩れますので、あくまでゆっくり歩きながらユキを探す櫛田。結局、無事にユキの身柄を確保することができましたが、あのまま逃げられる可能性も大いにあったからな。もはやそんなポカさえも愛おしい櫛田なのでありました。

 今後、櫛田が顔をゆがめて命乞いをするシーンとかあったりするのかな。

第1話のレビューで、「脚本だけ見たら作り込みの甘いところもありそうだけど、いかにも香港ノワールな美学で押し切ってほしい」と書きました。今のところ、めっちゃ押し切られてる。楽しまさせられています。

 ノワールの美学はラスボスの美学ですからね。藤ヶ谷くんの鳳凰がどんな感じのラスボス像を見せてくれるのか、楽しみにしたいと思います。と日刊サイゾーは報じた。

【24年秋ドラマ】『潜入兄妹』第5話 ついにラスボス「鳳凰」登場 藤ヶ谷太輔は作品の美学を背負えるか|日刊サイゾー 【24年秋ドラマ】『潜入兄妹』第5話 ついにラスボス「鳳凰」登場 藤ヶ谷太輔は作品の美学を背負えるか|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部