バウアー、DeNAに復帰へ「もはや確実だろう」
26年ぶりの日本一を達成した横浜DeNAベイスターズだが、昨年退団したトレバー・バウアー投手が、来シーズン再びベイスターズのユニフォームに袖を通すという。
バウアーがDeNAに入団したのは昨シーズン開幕直前。メジャーでサイ・ヤング賞を受賞した投手の入団に、野球ファンは衝撃を受けたが、インパクトそのままにシーズンでも好投すると、自身のYouTubeを頻繁に更新し、入団直後から愛される存在に。オールスターゲームには、プラスワン投票で過去最多の約37万票で選出されたとのこと。
しかし、メジャー復帰を模索する本人とDeNA側の交渉がまとまらず、わずか1年で球団を去ることとなった。
今シーズンはメキシカンリーグでプレーし、投低打高の同リーグにおいて10勝無敗と、その実力を遺憾なく発揮しているが、スポーツライターは
「DeNA入団前からバウアーはメジャーでプレーすることを望んでいましたが、これが叶わずNPBに来ました。メキシカンリーグでプレーしているのも、メジャー復帰が叶わなかったため、やむを得ずとの見方が強い。その裏にあるのは自身のDV問題で、裁判では不起訴になっているものの、2シーズンの出場停止を食らうなど、MLBから厳しい処分を下されています」
と語る。
来季もメキシコでプレーするのか、メジャー復帰が叶うのか、はたまた日本に復帰するのか、注目されるバウアーの去就。不透明感は増すばかりだが、ここにきてDeNA復帰が急浮上しているようだ。
日本シリーズでDeNAが日本一を果たした翌日、一部でDeNAがバウアーの再獲得に動いていることが報じられ、多くの野球ファンがザワついたほか、元東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏、元大洋ホエールズの高木豊氏など、解説者も自身のYouTubeで解説。実際にどうなるかは依然として不透明だが、どうやら入団の方向で調整に入ったという。
「日本一になったベイスターズはバブル状態で、勢いこのままに積極的な補強戦略を採ると見られている。ここで、かつて愛されたバウアーが入団すれば、さらなる人気アップは間違いない。今季は主催試合72試合の観客動員数が235万超と球団史上最多を更新しており、来季はさらにアップして250万は超えるでしょう」(野球ジャーナリスト)
動員数はチームの勢いだけでなく、バウアーの獲得に関しても前向きな材料となるといい、
「バリバリのメジャー経験者であったバウアーは年俸も高額で、資金面でハードルがあった。しかし、今季は資金的に余裕がある上、メジャー移籍した今永昇太投手のポスティング移籍金14億円もありますから、資金面もクリアできるでしょう」(同)
という。
球団との関係も良好で、日本シリーズをめぐっては布石も。
「日本シリーズ初戦の10月26日、横浜スタジアムでの試合前、DeNAの伝説助っ人陣から応援メッセージが流れました。バウアーもこれに参加し、『この調子で日本一になってください』などとエール。DeNAの日本一が決まった際、バウアーは自身のXにも《BayStars!! Congrats》と投稿していましたし、互いに秋波を送り合っている状況と言える」(同)
球団は獲得に動き出し、バウアーもチームを思い、ファンもバウアーを待ち望んでいるため、この状況を踏まえれば、復帰はもはや確実だろうと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部