『ドラマ』あまりにも唐突な展開にウンザリ「下手くそ過ぎる」「30話ぐらい費やしたのに」
11月11日から第7週目の放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『おむすび』では、ヒロイン・米田結(橋本環奈)がようやく“正規ルート”である栄養士に興味を持ち始めたが、あまりに唐突な展開に視聴者はうんざりしてしまったようだという。
ドラマは、平成元年生まれの結が福岡でギャル文化と出会い、関西で栄養士を目指していくストーリーだが、11日に放送された第30話では、想いを寄せる他校の野球少年・四ツ木翔也(佐野勇斗)のためにお弁当を毎日作ることに。
スタミナをつけるために、豚レバーを使ったおかずをはじめ、レシピ本に載っている料理を作ってみるが、2週間経った頃、野球部の監督が結の自宅を訪ねて来たといい、監督は、四ツ木はアスリートであるため食事もトレーニングの一環であること、その管理は栄養士の資格を持つ自分の妻に任せていることを説明。結に対し「今後は余計なことは一切しないでいただきたい」と釘を刺した。
「豚レバーに含まれるビタミンBやたんぱく質などに注目し、栄養士への夢を意識し始めた結ですが、きっかけが四ツ木へのお弁当の差し入れだったという点に不満の声が噴出しています。ギャル仲間の1人が栄養失調で倒れた際におむすびを分けてあげたことや、阪神淡路大震災で避難生活を送った経験など、多くのトリガーがあった。それなのに、結が初めて栄養という概念を気にしだしたのは、“ポッと出”の男子のため。ガッカリするのも当然です」(芸能ライター)
これにネット上では、
《「ギャル」と「栄養士」がテーマのドラマなのに、「栄養失調のすずりんを助けたこと」を栄養士を目指すきっかけにしないのがストーリテリング下手くそ過ぎる》
《せっかく震災の話色々してたのに栄養士のきっかけこっちやったかw》
《主人公が栄養士になる話らしいが、今日、その動機を見つけた主人公。尺にして7-8分。初回から6週間、30話ぐらい費やした脈絡と関係なく唐突に展開しちゃって、ビックリドンキー》
など、戸惑う声が続出する事態に。
前出のライターは
「ようやく栄養士という職業を耳にした結だが、ここまでたどり着くのが本当に長かった。第6、7週といえば、『らんまん』なら新天地である東京での生活がスタート、『ブギウギ』ならスイングの女王として芽吹き始め、『虎に翼』なら司法試験に合格して晴れて弁護士になった頃。おむすびは猛烈に物語の進むペースが遅く、視聴者を疲弊させています」
とも話していると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部