2024/11/18 11:10
2年連続『エッグショック』到来か、今年も「鳥インフルエンザ」が猛威を振るう
10月の食品値上げは2900品目と今年最多を記録する中、“物価の優等生”卵の価格も高騰。加えて10月中旬以降、高病原性鳥インフルエンザ感染が確認され始めた。
年末に向けさらなる卵の値上げが予想され、2年連続で“エッグショック”の懸念が高まり始めている。
2022年10月末から2023年4月上旬までのシーズンは、鳥インフルエンザ感染が26道県84件に上り、殺処分の数は約1771万羽と、全国の飼育羽数の約1割に達し、卵の価格も1.5倍に跳ね上がった。
また、昨年11月から今年4月までのシーズンは、10県で11件発生し、約85万6000羽が殺処分となった。
「前シーズン比は件数約87%減、殺処分数約95%減となり、卵の価格は戻りつつあった。ところが、今年は昨年以上の記録的な猛暑続きでニワトリが夏バテし、産卵数が激減したんです」(全国紙記者)
「JA全農たまご」によると、10月25日時点で東京地区のMサイズ1キロ当たりの平均卸売価格は274円と3カ月連続で上昇していると、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部