2024/11/19 13:23
【電気代高騰】「プチプチ断熱法」の「あまり知られてないデメリット」とは
Amazon昨年冬に放送された「クローズアップ現代」(NHK)では、日本の住宅の約9割が20年前の断熱基準すら満たしていないと指摘していたといい、簡易的な断熱法としてMCの桑子真帆アナが紹介したのが、家の中で最も熱が逃げる窓に「プチプチ」を貼ることだったとのこと。
プチプチとは、梱包に使用される「気泡緩衝材」のこと。この素材は水分を吸収することから、結露も起こりにくく、なにより安価なため、試した人も多かったようで、冬にさしかかった今、昨今の電気代の高騰もあって、再びこの「プチプチ断熱法」を実践している家庭が増えているという。
ところが、プチプチはその後の後始末が厄介であることは、あまり知られてないようだ。
「プチプチのシートを窓に貼り付けて、ずっとそのままにしている人はなかなか気がつかないのですが、問題は剥がすときです。紫外線などの影響で素材が劣化し、ノリが窓ガラスにこびりついて落ちない場合があるんです。中にはスクレーパーやカッターなどを使って無理矢理こすり、ガラス面を傷つけてしまったという人も少なくありません。断熱効果が高いのは間違いないのですが、見た目がいいわけでもないので、あくまでも断熱のための応急処置と考えたほうがいいでしょう」(ハウスクリーニング業者)
とはいえ、家の中が寒いと血圧の上昇やヒートショックなどを招きかねないため、デメリットはあるものの、何もしないよりはプチプチによる断熱は有効なのかもしれないと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部