2024/11/20 14:53

『チェーン店』営業利益22億に伸びた、平日限定メニュー「驚きの満足度」

焼肉

かつて居酒屋界で隆盛を誇った「和民」。現在は、「焼肉の和民」へと業態を変え、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、奈良の1都1府5県に24店舗を展開しています(2024年4月9日時点)。どんな店なのか? 実際に利用してきました。

居酒屋「和民」をはじめ、複数の外食チェーンを展開するワタミ株式会社。最近では世界最大のサンドイッチチェーン「サブウェイ」の日本事業を買収して世間を驚かせました。

 11月14日に発表したワタミの2024年7〜9月決算によると、売上高は433億8600万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は22億1500万円(22.5%増)と伸びています。消費の回復や値上げにより、国内外食事業や海外事業における増収が進んだとのことです。

ワタミ株式会社の看板ブランドとして、2012年時点で全国に700店舗存在した「和民」ですが、若者の居酒屋離れや、消費税の増税、さらには従業員に対するブラックな雇用実態が明らかとなったことによるイメージダウンもあり、客が激減。17年3月時点で137店舗まで規模を縮小しました。

 当初は、「ミライザカ」や「三代目 鳥メロ」などのの居酒屋業態も順次「焼肉の和民」に切り替え、5年で400店舗の出店を目指していたものの、居酒屋業態が回復。

 23年3月期の連結営業利益は、14億7400万円と3期ぶりに黒字となり、売上高も779億2200万円と、コロナ前の19年3月期と比べ、80%弱まで業績を戻しました。

今回、私が公式サイトを見て気になった、平日限定のランチメニューが以下の4品。1,000円以下で手軽に焼肉ランチが味わえるという、破格の値段設定です。

・「炙りカルビ&しお豚バラランチ」768円
・「炙りカルビ&しお豚バラランチ 1.5倍盛」988円
・「炙りカルビ&うま味噌鶏モモランチ」768円
・「炙りカルビ&うま味噌鶏モモランチ 1.5倍盛」988円
※全品、ごはん、スープ、ナムル付き

また、2名利用のカウンター席は広々としていて、間仕切りも大きいので、周りが気にならないという点もうれしいポイント(これは店舗にもよるのかもしれませんが……)! お一人様でも気軽に入りやすいように感じました。

 なお、ワタミグループではこれまで、「焼肉居食屋 炭団(たどん)」や「カタマリ肉ステーキ&サラダバー にくスタ」といった、肉料理専門店を展開してきましたが、どれも撤退しています。

 「焼肉の和民」は比較的好調のようですから、以前のようにポンポン店舗を増やさず、堅実に既存店舗の売り上げをキープし、少しでも長く営業していってほしいところです。 とサイゾーウーマンは報じた。

ワタミ売上高7.6%増、【焼肉の和民】768円ランチ食べたら驚きの満足度!(2024/11/20 13:00)|サイゾーウーマンワタミ売上高7.6%増、【焼肉の和民】768円ランチ食べたら驚きの満足度!(2024/11/20 13:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部