閉店ラッシュ...25年までに93店舗に削減
イトーヨーカドーの閉店ラッシュが報じられる中、ネット上で聞こえてくるのが「ポッポはどうなるの?」といった心配の声。ヨーカドー系列のファーストフードチェーン「ポッポ」、行く末が気になり自然と足が向いていました。
ポッポはセブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカドーが運営するファーストフードチェーン。
1976年に「ポッポ」1号店をイトーヨーカドーせんげん台店(埼玉県越谷市)に開店しました。らーめん、たこ焼、今川焼、ソフトクリーム、お好み焼、フライドポテトなどを販売し、買い物ついでに気軽に立ち寄れる利便性や手頃な価格帯が支持されています。
店舗数は2024年6月時点で35店あったものの、8月末時点で31店、10月末現在で29店に減少。ヨーカドーについては、来年1月に藤沢店、茅ヶ崎店、川崎港町店、尾張旭店、丸大新潟店の閉店が明らかになり、続く翌月は姉崎店、西川口店、竜ヶ崎店がクローズとなります。これに伴い、ポッポの川崎港町店、竜ヶ崎店も営業終了と考えられます。
セブン&アイ・ホールディングスの発表によれば、25年までにヨーカドーを93店舗に削減する計画。ポッポの減少もやむを得ないのでしょう。
なお、「ポッポ」という店名のゆらいはヨーカドーのモチーフ「鳩」からきているそう。
ポッポのラーメンやフライドポテトは評判通りおいしく、コスパもとても良いことがわかりましたが、その魅力の真髄は、この「おいしいね」の声が聞こえてくる平和な空間にあるような気がしました。
実際、このヨーカドーにはラーメンチェーン店が入っているのに、ポッポのほうを選ぶ客がこれだけいるという事実。ポッポが数年後、何店舗に減っているのか? もしくはそう遠くないうちに絶滅しているのかもしれませんが、少なくとも現在は利用者に求められている、かけがえのない居場所になっていることを実感しましたとサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部