「吉本興業ご報告・謝罪にいらっしゃった」白紙に
Amazon飲み会での性的強要疑惑を報じた週刊文春側への提訴を取り下げた『ダウンタウン』松本人志(61)の復帰プランが、白紙に戻ったことが本誌取材で分かった。
11月25日、日本テレビホールディングスの石澤顕社長は定例会見で「ご本人は活動休止中。諸般の状況を見極めながら適切に対応したいと考えている」。
来年1月1日付で同社長に就任する福田博之副社長も「先日、吉本興業の幹部の方が裁判終結のご報告と活動休止でご迷惑をおかけしていますと謝罪にいらっしゃった」と述べた上で、活動再開について「今後の活動再開など具体的な話はありませんでした」と語った。
TBSやフジテレビ、テレビ朝日など他のキー局も同様の見解を示している。
「松本の活動休止により、テレビ局にはご迷惑をかけたので岡本昭彦社長や役員らが日本テレビをはじめ、各局に謝罪に行きました。そこで活動再開の話は出ませんでした。復帰については現在、調整中で未確定です」(吉本関係者)松本の復帰プランについては、新年早々、なんばグランド花月の舞台において相方の浜田雅功と漫才披露、松本が3代目局長を務める大阪の朝日放送テレビ制作『探偵!ナイトスクープ』出演などが噂に上っていた。
「キー局が松本の復帰について言葉を濁すように、想像以上の逆風が吹いています。裁判が終結したからといって、復帰までの道のりは険しい」(お笑い関係者)
松本の復帰が注目される中、ネット上ではさまざまな賛否両論の意見が飛び交った。
「松本の裁判終結コメントでは、性加害があったのか明らかにされていない。また、飲み会に参加した不特定多数の女性に不快な思いをさせたことは謝罪していますが、週刊文春で性被害を告発したA子さんらには直接謝罪していないため、松本批判が止まらないんでしょう」(芸能ライター)
近年、芸能界では映画監督や舞台の演出家など自らの立場を利用した女優への性加害が社会問題になっている。
ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題もしかり。『#Me Too運動』の世界的な高まりも無視できないだろう。
「キャスティングをチラつかせた枕営業や飲み会接待などはテレビ業界でゴロゴロある。返り血を浴びないようメディアも女性側に立った報道が目立ったのも事実」(同)
「売り上げを伸ばすため一方的に松本を陥れる一部メディアもあった。その社については営業妨害で法的手段を講じる準備を進めています」(前出・吉本関係者)と、週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部