本田翼、CM「8社と半減」
Amazonメディアの調査と分析を行うニホンモニターから「2024タレントCM起用社数ランキング」が発表され、昨年21社でCM女王に輝いた川口春奈が圧巻の24社で、堂々の連覇を果たした。
川口は今年、新たにNEC、ENEOS、森永乳業といった有名企業のCMを獲得。2022年には16社で2位だったが、着実にCM契約本数を増やしている。親しみやすいキャラクターと、スキャンダルのない安心感が、スポンサーを増やした要因だろう。
ただ、気になるのは、連ドラ主演は4月期の「9ボーダー」(TBS系)1本で、女優というよりはCMタレント的な立ち位置になっている点だ。来年1月期には「アンサンブル」(日本テレビ系)に主演し、弁護士役に挑む。これで再び「女優・川口春奈」を印象づけられるかどうか、だ。
2位の賀来賢人は、昨年の4位・12社から大躍進。アップル、亀田製菓、キヤノン、キリンビールといった大手スポンサーを新規獲得し、18社と大きく契約数を伸ばしている。広告代理店関係者の評価は、
「消費者受けする明るいキャラクターで、スキャンダルは皆無。スポンサーが安心して使えるイメージを持っていますね。16社で3位の芦田愛菜にも言えますが、知名度や爽やかキャラクター、ノースキャンダルの安心感といった要素が、CM獲得数を増やすことになりますね」
以下、14社の橋本環奈、12社の今田美桜、広瀬すず、吉岡里帆といった常連が並ぶ中、目立って契約数を増加させたのは、10社の山田裕貴(昨年5社)、8社のShigekixこと半井重幸(昨年1社)、7社の河合優実(昨年2社)、7社の松本若菜(昨年2社)、5社の原菜乃華(昨年1社)といった面々だ。
一方で、気がかりなのは本田翼だ。8社は昨年と同様だが、エスエス製薬や森永乳業といった大手の契約を失っている。2021年に16社でCM女王に輝き、2022年も16社で、川口と並んで2位に。ところが昨年は8社と半減してしまった。
「スキャンダルがなく、好感度が高いタレントとしては、この落ち方は珍しい。本人がファッション事業の方に目を向けていて、女優業への情熱を失いつつあるとみられていることが大きいようです。このまま女優の仕事もCMも減り続ければ、知名度のダウンがファッション関連の仕事にも影響を及ぼすはずで…」(前出・広告代理店関係者)
このまま本田はゆっくりと埋もれてしまうのか。
と、アサ芸プラスは報じた。
編集者:いまトピ編集部