『徹子の部屋』に出演「病気」明かす
12月6日から公開されている映画「劇場版ドクターX」で主演を務めている米倉涼子が同日、黒柳徹子が司会を務めるトーク番組「徹子の部屋」に出演した。
2012年にスタートし、主人公の大門未知子を演じ続けた米倉。今作をもって「ドクターX」シリーズに幕を下ろす理由を黒柳から質問されると「単純にみんなが年を取ってきたというのもありまして…」と苦笑い。「私自身も十何センチのヒールで、廊下を前かがみになりながら走ったりということが辛くなってきた」と答えた。
さらに、19年くらいに「脳脊髄液減少症」を発症したと明かした。
「脳脊髄液減少症」とは、脳や脊髄を外部からの衝撃や振動から守るだけでなく、脳や脊髄を健全に維持する上で欠かせない「脳脊髄液」が、漏れてしまう病気。
その原因は様々で、むちうち症や激しいスポーツ等での強い衝撃、ひどく尻もちをつくことなどでも発症することがある。
症状としては、立っていると頭痛がひどくなったり、めまいや吐き気、倦怠感や集中力、記憶力、思考力の低下などがみられるという。
米倉自身も「真っすぐ歩けなくなってしまう」「酔っぱらった映像みたいな…。ぐるぐるしているような感じが自分に起こっている」と症状を吐露した。
「米倉といえば、12年7月にミュージカル『CHICAGO』のロキシー・ハートを演じてブロードウェイ・デビュー。その年の8月には、凱旋公演が日本でも上演されました。当時、米倉にインタビューをさせていただいたのですが、彼女は“ロキシーを演じるために、これまでがあったのかもしれない。生涯、演じ続けていきたい”と、ロキシーへの熱い思いを語っていました。
ですが、22年の公演は、『急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害』と診断され降板。現在公開されている『劇場版ドクターX』の撮影時も症状が出たようで、苦労したようです。この状態が続くようですと、もしかしたら今後、俳優としての活動はかなり制限されるかもしれません」(芸能記者)
登場した途端にパッと華やかなオーラがある米倉。彼女のイメージや才能に添った新たな作品と巡り合えることを願ってやまないとアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部