2024/12/10 11:15
【難読漢字】 「頻りに」ってなんと読む?
日常的に使ったり聞いたりする言葉でも、漢字にすると意外と読めないことも…。あなたは「むやみやたらに」「ひっきりなしに」といった意味で使われることが多い「頻りに」を正しく読むことはできますか?
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女672名を対象に「頻りに」の読みかたに関する意識調査を行ったところ、「たよりに」と読むと答えた人が全体で24.5%。続いて、「みだりに」と読むと思うと回答した人が13.2%でした。
ちなみに、「たより」を漢字で表現すると「頼り」「便り」。「頼り」は、部首が同じ「頁 (おおがい)」のため、読みかたを勘違いしてしまった人がいるかもしれませんね。
また、「みだり」を漢字で表現すると、「乱り」「妄り」「猥り」「濫り」「漫り」などがあります。
なお、「頻りに」の正しい読みかたは「しきりに」。編集部の調査では全体で62.2%の人が正しい読みかたを回答していました。
また、「頻」という漢字は音読みで「ヒン」と読み、「頻出(ひんしゅつ)」「頻度(ひんど)」「頻発(ひんぱつ)」などの言葉があります。
「しきり」という言葉は、「続いて起こる」という意味の「頻る(しきる)」が変化したもの。
「しきる」と言われるとあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、「雨が降りしきる」という形なら聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
知らなかった人は、ぜひこの機会に覚えておきましょう!としらべぇは報じた。
編集者:いまトピ編集部