2024/12/11 11:08
大量閉店、メニューにゲンナリ
立ち食いステーキとして一世を風靡するも、2020年の大量閉店以降は苦境が続いている「いきなりステーキ」。現在アメリカンビーフフェアを開催し、期間限定でUS産ビーフのステーキを提供しています。このステーキの実力を測るべく、グルメライターが店舗を訪れ、その味をチェックしてみました。
株式会社ペッパーフードサービスが運営するステーキチェーン「いきなり! ステーキ」。急激な拡大戦略により、店舗が飽和状態に達してしまったことや、従業員の教育不足によるクレームの増加などを背景に、19年には赤字に転落。その翌年となる20年12月には287店舗と、1年間で200店舗以上の大量閉店を行うなどの苦境に立たされ、今年の10月時点では国内店舗数が176店舗。全盛期の3分の1強までその数を減らしています。
そんな「いきなり! ステーキ」ですが、現在「アメリカンビーフフェア」としてUS産ビーフを期間限定で販売しています。
そのまま食べてみると、赤身部分はうま味が強い上に柔らかくておいしいのですが、脂身やスジの部分に特有の匂いが強く、ちょっとゲンナリ。アメリカ産の牛肉は比較的こういう匂いが少ないイメージがあったので、意外な感じがしました。
筆者の個人的な好みにあまり合わなかった「USリブロースステーキ」。取材後、ネットで評判を確かめてみると、かなり好評であったので、今回はたまたま個体差が悪い方向に傾いてしまったということかも知れませんと、サイゾーウーマンが報じている。
編集者:いまトピ編集部