『STARTO ENTERTAINMENT』発表
STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)が12月10日、契約タレントに対する誹謗中傷や加害予告に関して、投稿者特定に向けた開示請求を行ったと発表。同時に対象タレント7人の名前を公表したが、ネット上のSTARTOタレントのファンの間では波紋を呼んでいる。
STARTOはこの日、公式サイト上で「当社契約タレントへの権利侵害に関する法的対応状況のご報告」(原文ママ、以下同)と題した文章を公開。それによれば、8月23日に設置した「権利侵害通報フォーム」にこれまで約4万8,000件の情報提供が寄せられ、中でも特に悪質な権利侵害投稿を中心に発信者情報の開示請求を行ったという。
そして、投稿者のIPが開示されたところ、木村拓哉、SUPER EIGHTの村上信五と横山裕、Snow Manの佐久間大介・向井康二・目黒蓮・ラウールの計7人に対する誹謗中傷や加害予告などの投稿が「日本国内の通信会社」から行われていることがわかったそう。そのため、通信会社に対して契約者情報の開示請求を行ったとのことだ。
この報告について、ネット上のSTARTOファンからは「酷い誹謗中傷は、じゃんじゃん犯人特定してほしい」「事務所がちゃんとタレントを守ってくれてホッとしてる。自分の推しも結構叩かれてるので、ぜひお願いします」などと支持する声が続出した。
一方で、「7人中4人がSnow Manなんだね。事務所から大事にされてるってことかな?」「木村さん以外、SUPER EIGHTとSnow Manしかいないのはなんで?」といったグループの偏りを指摘する声や、「村上や横山ってアンチに執着されてるイメージなかったから意外」などと驚きの反応も見られる。
「STARTOが7人の実名を挙げたことで、『いったい何を叩かれているのか?』とネット検索する人が相次ぎ、誤った情報や罵詈雑言などがより多くの人の目に触れるリスクもあります。そのため『わざわざ名前を公開する必要あった?』と疑問の声も少なくないようです。しかし、あえてタレント名を挙げ注意喚起することで、権利侵害投稿が減少する効果も期待されるため、STARTOは今後への効果と根本的な改善を優先したのかもしれません」(芸能記者)
とはいえ、「もっと酷い叩かれ方してる人もいるのに、なんでこの7人なの?」などと疑問の声は少なくない。中でも落胆の声が目立つのが、今夏に“殺害予告騒動”が勃発したKAT-TUN・亀梨和也だ。
亀梨といえば、東京・代々木公園で8月17日に行われたイベント『タイフェアin東京~THAI EXPO TOKYO 2024』に出演する前日、あるXユーザーが亀梨への攻撃的なポストを連投。そこに「明日タイフェスで亀梨やるわ」と殺害予告めいた内容も含まれていたことから心配の声が相次ぎ、騒ぎに発展した。
「結局、亀梨は予定通り『タイフェア』のグランドオープニングセレモニーに登場し、イベントは無事に終了しました。当時、一部ファンからSTARTOに対し『犯人を特定してほしい』という意見が多かったこともあり、今回の7人に入っていないことを不思議がる声も目立ちます。ただ、STARTOは前述の『ご報告』の中で『事案の性質上公表できない案件もございます』と説明しているだけに、ほかにも対象となるタレントがいる可能性もあります」(同)
権利侵害通報フォームに届いた声をもとに、法的措置を進めている様子のSTARTO。投稿者の特定に向けた今後の動向に関心が集まりそうだとサイゾーウーマンは報じている。
編集者:いまトピ編集部