2024/12/13 18:03

悲鳴『フードデリバリー』配達員の間で「できれば行きたくない」

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最近、宅配業者やフードデリバリーの配達員の間で「できれば行きたくない」と難所化しているタワーマンション。実際、副業で配達員のアルバイトをしている佐藤武司さん(仮名・20代)によれば、タワマンの配達拒否は「それほど珍しいことはない」と明かす。

タワマンは入館の手続きが面倒なうえ、エレベーターも混雑しやすい。また、主流になりつつあるエントランスの宅配ボックスの利用についても、制約が存在する。

「エントランスの宅配ボックスに置いて終了ならいいのですが、タワマンによっては『フードデリバリーNG』の宅配ボックスもあるからです。そうなると上まで行かなければならず、割に合わない。タワマンは配送料を値上げしてほしいですよ」(佐藤さん)

こうした“悲鳴”は運送会社からも聞かれる。昨年まで大手運送会社で配達員をしていた中村正嗣さん(仮名・30代)は、タワマンの多いエリアを担当していたが「とにかく地獄だった」と当時を振り返る。

「置き配指定をせずに不在再配達になるケースが意外と多い。タワマンはその手間が普通のマンションや一軒家よりもかかるんです。タワマンのないエリアを担当していたころより1日の配達数は明らかに落ちていました。会社的な配達ノルマはないですけど、上司がプレッシャーをかけてくる人間だったので肩身が狭かったです」(中村さん)

と、アサ芸ビズが報じた。

「割に合わない」「とにかく地獄」宅配業、タワマン配達拒否問題のリアル  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ「割に合わない」「とにかく地獄」宅配業、タワマン配達拒否問題のリアル | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部