11日、告白「自分を見失ってたところも…」
料理研究家のリュウジ氏が、11日に自身のYouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』を更新。「初心に帰ります」と宣言し、チャンネル開設当初の思い出や、今後の展望について語った。
■「自分を見失ってたところも…」
自身の最近の動画について、「あんまり楽しそうに料理していなかった」と語るリュウジ氏は、義務感に近い感覚で料理をしていたと振り返り、過去のレシピ「無水油鍋」を作りながら再出発を誓った。リュウジ氏といえば調理中の飲みっぷりも見どころの一つだが、最近はほとんど飲んでいなかった。
世間からの高い評価や企業案件が増えたことで、調子に乗っていた部分があったと振り返り、「自分を見失っていたところもあるかもしれません」と反省。最近の自身について「お高く止まっちゃったね」とツッコミを入れ、スタッフと飲みながら楽しく撮影していた過去を振り返って「今全然楽しくないよね」と笑う場面も見られた。
■当時の「時効」エピソード
YouTubeチャンネル開設当時の思い出について語る場面では、飲み友達のタツヤ氏をブラックな職場から救おうと動いたエピソードを披露。「つまんないからうちの会社に入れよう」と考えたものの、当時は給料を支払う余裕がなく、「別の会社で雇ってもらって」と話を進めたという。
しかし、実際には「社員」と聞いていたはずがアルバイト扱いに。これに激怒したリュウジ氏は「じゃあうちで雇うけど、その会社のノウハウを全部盗んできて」と決断する。「もうこれ時効だから言っていいでしょ。だって別に悪いことしてるわけじゃないもん。編集覚えてきてって言ったの。しっかり覚えてきて、全部うちで雇いますよというふうになって、その頃にちょこちょこ稼げてたからっていうのがバスレシピの始まり。懐かしいね」と語った。
■「自炊人口」を増やしたい
チャンネル初期の目標はなく、登録者数にも興味がないリュウジ氏は「100万人なんて何の意味もない」と断言。「今も見てない、500万人いるけどそうじゃない。俺は自炊人口を増やすためだけにやっているから、それだけはずっと変わってない」と信念を語る。
ファンや周囲の人々と料理の話をするのが好きで、若い頃に周囲ともそのような話がしたかったとし、「それが原動力。根幹は料理なんだよ。ちょっと見失うこともあるんだけど、人間だからね。やっぱりみんなに料理を作ってもらいたい。その一心でやっていた頃を思い出さなきゃ」と奮い立てた。
■ファンから応援の声が続々
料理やチャンネルに対する思いを語ったリュウジ氏に、動画コメント欄には「この人のおかげで相当自炊人口増えてると思う。自分もそのうちの1人」「どんなときも正直に生きて信念のある人」「自炊の楽しさを覚えられたのが、リュウジのバズレシピでした」と感謝や称賛の声が寄せられた。
また、初心に帰る宣言について「本当に嬉しい」「視聴者のこと考えてくれるところが大好き」との声が見られている。
と、SIrabeeは報じた。
編集者:いまトピ編集部