2024/12/17 17:08

ダルビッシュ有(38)、反論

ダルビッシュ有

レッドソックス傘下3AからFAとなっていた、通算70勝右腕の上沢直之の移籍先は、ソフトバンクに決まった。

 鋭く曲がるパワーカーブを武器に通算56勝の石川柊太が、国内FA権を行使しロッテに移籍。上沢には石川が抜けたローテーションの一角としての期待がかかっている。4年総額10億円の好条件は、日本ハム時代の1億7000万円から大幅アップとなる。

 この上沢の移籍は「有原式」と揶揄されている。元日本ハムの有原航平が、海外移籍を挟んでソフトバンクへと移籍した前例があるからだ。オファーを出していた日本ハムは「またか」という気分だろう。

 球団にわがままを通し、マイナー契約にもかかわらず渡米した上沢だが、実質3カ月でロースターから外され、あっけなく帰国では、アメリカ旅行をしながらFA権を手に入れたようなもの。「たった95万円の譲渡金でソフトバンクに貴重な戦力を奪われた」と、日本ハムファンが憤慨するのは当然だろう。

 ところがそんなファンをチクリと刺したのは、パドレスのダルビッシュ有だった。ダルビッシュは日本時間12月16日深夜に行ったSNSのライブ配信で、上沢のソフトバンク移籍に言及。ポスティングのルール上はなんの問題もない行為として、

「契約は個人の自由だから上沢は悪くないし、責められる筋合いはない」

 その上でポスティングのルールには「問題があると思う」と訴えたのだ。

 ダルビッシュの意見に「納得がいかない」という声はあるものの、的を射た発言に納得したファンも多かった。

 それにしても来季のエスコンフィールドで、上沢は厳しい声にさらされそうだとアサ芸プラスが報じた。

上沢直之「有原式」でソフトバンク入りを嘆くファンにダルビッシュ有が「ズバリ反論」 | アサ芸プラス上沢直之「有原式」でソフトバンク入りを嘆くファンにダルビッシュ有が「ズバリ反論」 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部