『最終回』視聴率5%台が続いたが「代表するドラマシリーズになるか」匂わせか
12月18日の第10話で最終回を迎えた藤原竜也主演連続ドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系、水曜午後10時~/以下『ゼンケツ』)。メインキャストの広瀬アリスが「続編を匂わせているのではないか?」と話題だ。
『ゼンケツ』は、『マイファミリー』や『ラストマン-全盲の捜査官-』といったTBS系「日曜劇場」をはじめ、数々のヒットドラマで知られる人気脚本家・黒岩勉氏が手掛ける完全オリジナル作品。
科学捜査では解明できない不可解な異常事件を扱う捜査機関「全領域異常解決室」の室長代理・興玉雅(藤原)が、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった超常現象やオカルト現象に絡んだ事件を解決していくミステリーだ。
「全10話のうちの前半は、頭の切れる興玉が超常現象を圧倒的な知識と洞察力で解決していく“ちょっと風変わりなミステリー”といった様相でしたが、第5話で劇中に“神様”が登場し、さらに興玉が『僕も神です』と言い出したあたりから印象が様変わり。後半で人間に紛れて生活する神様同士の全面戦争であることが明らかになってからは、より世間の注目度が上昇した印象です」(テレビ誌記者)
神”展開が始まってからの壮大なスケール感が印象的だった同作。ネット上では「設定が秀逸。最終回は考えさせられるセリフも多かった」「余韻がすごい。神たちの愛の物語だった」といった賛辞が続出している。
一方、同ドラマは最後まで視聴率で苦戦。平均世帯視聴率は初回こそ6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とそこそこだったが、第2話で4.5%までダウンし、第4話以降は5%台が続いた。
広瀬は最終回放送後、自身のXに『最後、、、』とつづり、口を手で覆って笑っている絵文字を3つ並べて投稿。こうしたことを受け、視聴者からは「これは続編絶対あるよね?」「シーズン2か映画化ありそう!」とシリーズ化を期待する声が相次いでいる。
「視聴率だけ見れば、『ゼンケツ』のシリーズ化は厳しい状況といえます。しかし、フジは18日に向井理主演『パリピ孔明』(昨年9~11月に放送)を『パリピ孔明 THE MOVIE』として映画化すると18日に発表。『パリピ孔明』は平均世帯視聴率の期間平均で4.5%を記録するなど惨敗していましたが、それでもシリーズ化に踏み切っていますから、『ゼンケツ』も同様の展開が十分あり得そうです」(同)
熱心な視聴者も多く、異様な盛り上がりを見せた『ゼンケツ』。今後、フジを代表するドラマシリーズになるかもしれない?とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部