『Netflixドラマ』絶賛の声が相次ぐ、『地面師たち』に次ぐ2位「主演はカメレオン俳優」
長編映画やドラマ、アニメ、バラエティ、ライブ映像など、豊富なラインナップが魅力の定額制動画配信サービス「Netflix」。今年の上半期には、国内の会員数が1,000万人を超えました。Netflixオリジナル作品も多く、地上波テレビでは扱いにくいテーマを題材にすることもあり、熱い注目を浴びています。
そこで今回は、「2024年のNetflixオリジナルドラマ・映画で、一番面白かった作品は?」をアンケート調査しました。
回答の選択肢は下記の8作品。これらから1作品を選び、回答してもらいました。(実施期間:2024年11月29日~2024年12月8日、回答数:674)
・ドラマ『忍びの家 House of Ninjas』(主演:賀来賢人)
・映画『パレード』(主演:長澤まさみ)
・映画『シティーハンター』(主演:鈴木亮平)
・映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(主演:永瀬廉/King & Prince)
・ドラマ『地面師たち』(主演:綾野剛、豊川悦司)
・ドラマ『恋愛バトルロワイヤル』(主演:見上愛)
・ドラマ『極悪女王』(主演:ゆりやんレトリィバァ)
・ドラマ『さよならのつづき』(主演:有村架純、坂口健太郎)
1位:ドラマ『地面師たち』(主演:綾野剛、豊川悦司) 47%(315票)
2位と100票以上の差をつけて1位に輝いたのは、ドラマ『地面師たち』でした。小説家・新庄耕氏による同名クライム・サスペンス(集英社)が原作で、土地の所有者になりすまして勝手に土地を売却し、買い主から莫大な金をだまし取る“地面師”をテーマに描いたストーリーは、実際に起きた不動産詐欺事件が元になっていることでも話題となりました。
出演者は綾野剛、豊川悦司をはじめ、北村一輝や小池栄子など実力派の役者が勢揃い。ネット上では原作ファンが「再現度が高い」と絶賛しており、手に汗握るスリリングな展開にすっかり夢中になり「一気見してしまった」という人もいた様子。
ピエール瀧が演じる後藤義雄のセリフ「もうええでしょう」が、『2024年ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンにノミネート入りしたことからも、人気の高さがうかがえます。アンケートのコメントには「息をするのも忘れるくらい見いった!」「登場人物の個性や、不穏な空気を醸し出す音楽にドキドキハラハラさせられた」「日本のドラマで、ここまで面白くかつ、ディープな作品はないのでは」といった声が寄せられていました。
2位:映画『シティーハンター』(主演:鈴木亮平) 31%(207票)
2位にランクインしたのは、映画『シティーハンター』でした。北条司氏の大人気コミック『シティーハンター』(集英社)の実写版で、これまで香港や韓国、フランスで映像化されてきものの、意外なことに日本では初の試みとなりました。
主演の鈴木亮平といえば、演技力の高さはもちろん、役に合わせて肉体まで変化させる“カメレオン俳優”としても知られています。以前から『シティーハンター』の大ファンだった彼は、今回主人公・冴羽リョウを演じるにあたり、よりリアルなガンアクションを披露するべく、本物の銃の反動や扱い方、危険性を知るろうと、海外で実銃の訓練を4、5日ほど受けたそう。また、冴羽の愛車、赤のミニクーパーを運転できるよう、マニュアルの運転免許を取得したことも明かしています。
一方で、ファンであるがゆえ、アニメ版声優の神谷明の話し方が自然に染みついていたようで、「寄せようとしていなくても演じたら神谷明さんに近い声が自分なりに出ちゃう」とメディアのインタビューで語っていた鈴木。
「原作に忠実な漫画の実写化は面白くないという概念が覆った」「演技はもちろん、脚本も原作アニメオマージュも最高」「次回作もしくはドラマシリーズ化を切望」と絶賛の声が相次いだのは、原作への愛やリスペクトの気持ちがあったからでしょう、とサイゾーウーマンが報じた。
編集者:いまトピ編集部