『JR』前回1万組売り切れ、『くじきっぷ』1月1日から期間限定発売
新年の運試しにこんな変わり種のくじにチャレンジしてみてはどうだろうか。
JR九州は24年7月に販売して大好評だった“行き先が分からない”くじ「九州アプリくじきっぷ」を25年1月1日から期間限定で発売する。くじの結果次第で“当たったところへ旅をする”という企画で、博多から九州のどこかへの往復きっぷが必ず当たる運試しチケットだ。
行き先は「鹿児島中央」「宮崎」「熊本・水前寺」「長崎・浦上」「大分・佐伯」の5つからランダムに選ばれ、目的地が自由な「JR九州3日間乗り放題」という大当たりもある。価格は平日限定版が5000円、土休日を含む全日利用版が6000円で、利用期間は1月7日から3月19日まで。ただし、2月22日から24日の連休期間は利用できない。
目的地別の当たり配分は以下の通りだ。
・福岡市内→鹿児島中央=5%
・福岡市内→宮崎=5%
・博多→熊本・水前寺=45%
・博多→長崎・浦上=10%
・博多→大分・佐伯=30%
・JR九州3日間乗り放題=5%
やはり、運賃がかかる場所ほど当選確率は低くなっている。しかし特筆すべきは、これがいかにオトクであるかだ。
「例えば通常期に博多―鹿児島中央の移動で新幹線を利用すれば運賃5610円と指定席特急料金5030円で合計1万640円かかります。往復だと2万1280円。くじきっぷの福岡市内→鹿児島中央は新幹線往復指定席が含まれていますので、これが5000円で当たったとするとの1万6280円もオトクに。当選確率が最も高い博多→熊本・水前寺間はまるで“ハズレ”のように見えますが、『つばめ』限定で新幹線が使えるので、通常期なら運賃2170円+指定席3060円かかるところが、およそ片道分で往復できることになります」(鉄道ジャーナリスト)
前回は発売枚数1万組が売り切れた。今回は1万3000組に増やしているが、早々に完売ということも考えられる。九州旅行を予定している人は運試しをかねて、ワンチャン狙ってみるのもいいだろうとアサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部