バウアー、復帰か、ファン衝撃
旧天皇誕生日の12月23日、野球ファンに衝撃が走った。今年の日本シリーズで激突した横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの間で、電撃大型トレードが成立したのだ。
日本一に輝いたDeNAが放出したのは、2016年のドラ1左腕で、ルーキーイヤーから10勝を挙げた濱口遥大。今年のCSファイナルステージでは第5戦に先発して4回無失点の力投、日本シリーズでも慣れない中継ぎで2回1失点と、下剋上を手繰り寄せる活躍を見せた。
実は、DeNAがかねてより調査を進めていた元メジャーリーガーの獲得がほぼ確定した影響なのだという。
この元メジャーリーガーが、2020年にサイ・ヤング賞を獲得し、2023年シーズンにDeNAでプレーしたトレバー・バウアーだ。
「バウアーの本音はメジャー復帰であり、メキシコはあくまで仮面浪人。しかし、不起訴になっているものの、性暴力が厳罰なアメリカでバウアーのイメージは悪く、獲得球団は現れないでしょう。そうなれば、メキシコよりレベルが高く、神助っ人として高待遇も期待できる日本復帰が既定路線です」(スポーツ紙記者)
その国内球団で争奪戦を繰り広げているのが、何を隠そうDeNAとソフトバンク。本サイトでもその動向を伝えているが、この争奪戦が今回のトレードに深く関わっているという。
「両球団は熾烈な獲得競争を繰り広げているが、資金力ではソフトバンクに勝てない。そこでDeNAは、戦力になる投手を放出することで、ソフトバンクの投手陣を充実させ、バウアー獲得から撤退させる狙いもあったようです」(球界関係者)
バウアー・三森の加入により、戦力アップが期待されるDeNA。来季は下剋上ではなく、リーグ優勝からの日本一という正攻法で連覇を達成するかもしれないと、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部