ゆりやん、渡辺直美の道も模索か
Amazonネットニュースなどでしばしば見かける芸能記事に、女性タレントの見た目が「激変」したというものがある。もはや激変モノという一ジャンルという感もあるが、最近、その激変モノで採用率が高いのがお笑いコンビ・エルフの荒川だろう。
荒川といえば、ゴテゴテしたギャルメイクが特徴的な芸人で、ギャル用語を頻繁に使用するパリピ全開のネタを披露。ところが、昨年からCMで頻繁にギャル以外のメイクや姿を披露して大きな話題を集めている。「eo光シンプルプラン」のWeb CMでは、シンプルで清楚なメイクと衣装を着こなしファンからはSNSで「広瀬すずかと思った」と絶賛を受けることに。はたまた、11月にはヘアスタイリングブランド「ケープ」のWebCMで、K-POP風やモード系、清楚系のメイクを披露。このCMにも称賛の声が多く集まり、今や「激変仕事」でプチブレイクを果たそうとしている勢いだ。
「もともと荒川は目鼻立ちもはっきりして美人タイプ。清楚系のメイクをするとアイドル的な可愛さが出て、ファンからは絶賛される。特に、黒髪にした際に称賛を受けることが多く、普段の金髪よりも似合っているという声が大きいんです。実際、ビジュアルを激変させることでWebとはいえCMを獲得しているわけですから大したものです。バラエティ番組のスタッフも荒川のビジュアルに注目していて、今年はさらに激変仕事が増えそうです」(民放関係者)
とはいえ、可愛く変身した荒川の印象は強いものの、肝心なネタは何をしているのかがイマイチわからないところ。エルフが、どんな漫才やネタを披露しているか、ピンと来る人は少ないのではないだろうか。実際、コンビとしての仕事はあまり評価されておらず、テレビ業界でも起用したいというスタッフがあまりいないほどなのだとか。
「エルフが出始めの頃は、ゴリゴリにギャルの荒川と普通のOLのような風貌の相方・はるのギャップで注目されていた。ただ、漫才もコントも荒川がギャル用語を連発するだけのネタで最近は飽きられています。コンビとしてより、ピン仕事が多くなって特に荒川さんばかり番組に出演。仲は悪くないようですが、このままだとコンビとして活動がますます減っていく可能性が高いです」(スポーツ紙記者)
そんな現状もあってか、荒川は自身の激変をうまく利用して新たな芸人としての道も切り開こうとしているようだと、キー局の編成担当が明かす。
「芸人の世界では、今でも男性優位なのは変わりません。女性芸人をMCにする番組はほとんど無いですし、女性芸人のNo.1を決める『THE W』(日本テレビ系)で優勝しても仕事はそう増えない現状ですからね。そういったテレビ業界がイヤで、人気が高いゆりやんレトリィバァや渡辺直美などは海外に進出してしまっている。荒川も、コンビの仕事は継続しながら、ピンとしての自身がブレイクするためにメイクやファッションで仕事を取れるように奮闘しているそうですよ。激変仕事が最近多いのも、お笑い以外でブレイクの道を探しているからだと言われている。TikTokやインスタなどSNSでバズることを最優先にしているようで、ゆりやんや渡辺のように、徐々にお笑いの世界から遠ざかっていくのではないかとも噂されています」
ビジュアルが話題になる荒川なら、古い体質のテレビに固執するより激変仕事などで話題を集め、ネットの世界で人気者になるのは得策かもしれない、とアサジョが報じている。
編集者:いまトピ編集部