2025/1/5 14:11
『ニトリ』全面戦争か
家具販売の絶対的王者『ニトリ』が家電事業を拡大する。
現在、ニトリの約90店舗に家電売り場が設置されているが、今後は国内の全店舗で取り扱う予定だという。
しかも、これまではシンプルな小型家電が中心だったが、今後はファミリー向けの大型家電を増やす予定で、11月22日に発売されたドラム式洗濯乾燥機が9万9900円という破格の値段で話題なっているほどなのだ。
一般的なドラム式洗濯乾燥機は洗濯から乾燥まで約3時間かかるが、ニトリの同機は、2キロの洗濯物であれば特急洗乾コースで1時間だという。
また、ドラム式洗濯乾燥機は利便性が高いものの高額なため一般家庭の普及率はまだ低い。
そのため、そこに目をつけ驚愕のコスパで売り出したニトリの本気度も評判になっているほどなのだ。
ニトリは2021年、『ホームセンターの島忠』の大型買収に成功した後、本格的に家電事業への参入に動き出した。
22年には家電量販大手の『エディオン』と資本提携を結び、小型家電の販売を開始している。
こうしたニトリの動きに対し、大手家電メーカーなどでは「リストラの憂き目に遭うくらいなら、ニトリに転職したい」という向きも少なくないようだ。
ニトリの関係者によれば、そうしたメーカー出身の人材採用を強化しているというが、そんなニトリの動向にヤキモキしているのが、総合住関連企業の『ヤマダホールディングス(ヤマダデンキ)』だと言われている。
今後はニトリとヤマダの全面戦争が激化しそうな雲行きだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部