2025/1/7 10:14

『ウルトラマンDASH』企画に疑惑浮上、ヤラセを疑うのも無理はない

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1月5日に放送された「ウルトラマンDASH 2025冬SP」(日本テレビ系)の「駅伝ミッション」に「疑惑」が持ち上がった。

この企画は青山学院大学陸上競技部のメンバーと、TOKIOの城島茂やSUPER EIGHTの横山裕らDASHチームがたすきをつなぎ、並走する列車とどちらが先にゴールできるかを競うもの。2023年と2024年の新春にも放送されたミッションで、この時は群馬と栃木を走るわたらせ渓谷鐵道の列車が相手。今年は場所を変え、富士山麓電気鉄道の富士急行線で行われた。三つ峠駅をスタートして寿駅、葭池温泉前駅を通り、下吉田駅まで全長5.8キロのコースである。

変更にあたり番組が強調したのは、これまで以上の難敵であるということだった。気動車だったわたらせ渓谷鐵道より、電車の「富士急行線6000系」の方が「最高時速が前回の1.5倍の60キロも出る」とアピール。青山学院大学の原晋監督も「厳しい」と、富士急行線との戦いを危ぶんだ。

さらに番組は「列車が実際の運行をする」と再三アピール。競争する車両は一般の客は乗車できない、勝負のための特別列車であることは明かしたが、運行そのものは通常と同じであると強調したのである。

しかし、この手に汗握る戦いが番組によって仕組まれたものではないかと、鉄道ライターは疑っているというのである。

「6600系が時速60キロを出していたのはほんの一部だけで、コースの大部分でゆっくり走っているように見えました。その証拠に、実際の運行では三つ峠駅の発車から下吉田駅の発車までちょうど10分ですが、番組では15分59秒もかかっているんです。三つ峠駅から寿駅の間で『この場所は本来、天気がよければ富士山が楽しめるビュースポット。通常運行どおり電車は速度を落とします』とアナウンスが入り、列車が徐行したのですが、普通列車が減速するのは体験したことがありません。実際の運行とは違うのではないでしょうか。ちなみに観光客を乗せる特急では、徐行することがあります」

 停車時間も実際とは違っていたと、この鉄道ライターは指摘する。

「寿駅で『通常運行どおり』として2分間の停車をしましたが、実際は長くて30秒。葭池温泉前駅でも1分間停車しましたが、こちらも実際は20秒から30秒程度ですね。なぜこんなに停車時間を取ったのでしょうか」

実際の運行と同じだと6分もの差がついてしまい、勝負にならないため、このような策を取ったのだろう。そうであるならば「実際の運行」とは謳わず、「対決用の特別運行」とすべきだった。実際の運行とした時点で、この鉄道ライターがヤラセを疑うのも無理はないのだと、 アサ芸プラスが報じている。

TOKIO「ウルトラマンDASH」列車競争企画に疑惑浮上「通常運行」とは大違いの「ゆっくり走行」 | アサ芸プラスTOKIO「ウルトラマンDASH」列車競争企画に疑惑浮上「通常運行」とは大違いの「ゆっくり走行」 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部