ヒートテックの寿命は「1年だけ」誤解する人が続出
Amazonユニクロの大人気アイテム「ヒートテック」を買い替える目安は「3シーズンごと」とされている。さて、読者諸君はこの「3シーズン」を、どう解釈しているだろうか。
■ユニクロ公式「3シーズンが目安」
日本の冬に決して手放せないのがヒートテック。毎年新たに買い足している人も多いかと思うが、古いヒートテックを処分するタイミングは意外と難しい。「毛玉の量」などを判断基準に、「なんとなく」の感覚で処分している人は多いことだろう。
そんな迷える子羊らを導くが如く、ユニクロ公式では「目安として3シーズンが(ヒートテックの)買い替え時」と発表。
Xからの投稿にて「見た目はそんなに変わりませんが、着用やお洗濯で生地の劣化はどうしても進んでしまいます」「生地(ポリウレタン糸)が劣化するとストレッチ性が低下。すると生地が伸び身体に密着しないので、保温性能が下がってしまうんです」と、説明していた。
この耳寄りな情報は広く拡散され、ユニクロユーザーの間で「ヒートテックは3シーズンで買い替え」という目安は、半ば合言葉のように認識されている。
しかし、この「3シーズン」の解釈が真っ二つに分かれているのをご存じだろうか。
■「3年」と「1年」のどちら?
X上の意見を見ると、3シーズンを「3年」と解釈している人物と、「1年」と解釈している人物が存在すると判明。
試しに、全国の10~60代の男女665名を対象としたアンケート調査でこちらの解釈に関する質問を設けたところ、全体の71%が「3年ごと」、29%が「1年ごと」と回答したことが分かった。
なお、「ヒートテック」「寿命」といったワードでポストを検索すると、X上では「ヒートテックの寿命は1年」と考えているユーザーの方が多い印象を受けた。
ヒートテックの買い替えが「1年ごと」は、流石にスパンが短すぎる気もする。しかし、アパレル業界での「シーズン」の意味を考えると、冬に買ったヒートテックは冬、そして翌年の春・夏には寿命を迎えてしまうのだろうか…?
ちなみに、アンケートの回答結果を「性年代別」に見たところ、男性より女性の方が「1年ごと」という回答割合が大きいと判明している。
そこで今回は、こちらの「3シーズン」の解釈をめぐり、ユニクロに詳しい話を聞いてみることに。
続きはSirabeeで。
編集者:いまトピ編集部