フジ以外のテレビ局もか
中居正広が起こした女性スキャンダルは、フジテレビが記者会見を開く事態にまで発展したが、そもそも今回の騒動は、フジの編成幹部が中居のために会食をセッティングしたのが発端だとされているという。
フジは社員の関与を全面的に否定しているが、1月16日発売の『週刊文春』で、それを覆す続報がスクープされたといい、新たな被害者がいたことを明かし、フジの現役女性アナウンサーが会食に参加させられたと報道。また、会食には中居以外にも男性タレントが参加し、番組スタッフらが酒や食事の配膳をしていたことなどを詳細につづっているとのこと。
これが事実なら、フジの社員は中居のトラブルに関与していたことになるが、スポーツ紙記者は
「フジは、実質的な親会社の大株主であるアメリカの投資ファンドから、調査を要求されている。これで、全社員の聞き取りなど徹底的に調査する義務が出て、新証言も多数出てくる可能性大です。下手すれば、問題を起こした幹部だけでなく経営陣は総退陣することになる」
と語る。
フジの経営を揺るがすような大問題となっているが、この騒動をキッカケに、フジ以外のテレビ局も水面下で内部調査をはじめたという噂が。他局でも、慢性的にプロデューサーなどが“悪しき接待”を繰り広げているからだという。
特に、今回の中居の女性スキャンダルで肝を冷やしているのが、過去に大きなトラブルを起こしたTBSだという。
TBSは1999年に、写真週刊誌『FLASH』によって、当時の現役男性アナや局の幹部が関わったとされる「乱交パーティー」の様子をスクープされているといい、相手をした女性たちは、TBSで放送されていた深夜番組のアシスタントとされ、大きな信用を失うことに。
「各局の幹部が、社内で怪しい噂が出ているプロデューサーに聞き取りしているという。もし、フジと同じように内通者が出たら対応に追われることになりますからね。ただ、一昔前ほど女性タレントやアナウンサーを使った性接待は行われていない。テレビに出演するメリットが低くなっているからです。とはいえ、売れないグラドルや女優を芸能事務所からあてがわれているプロデューサーは少数ですがいます。現状では、クリーンなのはNHKとテレビ東京だけで、他の民放局は時限爆弾を抱えているような状況です」(民放関係者)
冷や汗をかいているのは、フジのスタッフだけではなさそうだと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部