元放送作家、16日爆弾発言「中居が降板しても視聴率低下はない」
「そもそも『仰天ニュース』という番組は、中居氏がいようがいまいが、正直、数字(視聴率)は変わらないと思います」
「解決金9000万円女性トラブル」によって窮地に立たされていたタレントの中居正広。お笑いタレントの笑福亭鶴瓶とレギュラー出演していたバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)のMC降板が1月15日に発表されると、翌16日、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』で、元放送作家の長谷川良品氏が冒頭の爆弾発言。その深意を続ける。
「私もこの手の再現バラエティは、例えばフジテレビの『(奇跡体験!)アンビリバボー』や、TBSでかつて放送していた『ブラマヨ衝撃ファイル 世界のコワ~イ女たち』という番組を担当していたのでよくわかりますが、視聴者が見たいのは再現VTRであり、スタジオトークには興味ないんですよね。事実、スタジオにおりた(画面が切り替わった)瞬間、視聴率はわかりやすく急降下します」
そのため、「仰天ニュース」では、ある禁じ手でカバーされていたそうで、「みなさん、これどんな手段をとっているのかわかりますか?正解は、VTRとはいっさい関係のない賑やかし的なスタジオ企画の乱発です」とのこと。例として「本日のゲストのみなさんがよく利用するお取り寄せグルメ紹介」といった企画も紹介された。
では、なぜそこまでして大物タレントをMCに起用するのかといえば、舞台裏をこう明かす。
「結果論として成功した番組だから言えることであり、どんな番組であろうが、スタート時は怖くて怖くて、(視聴率稼ぎに)様々な“保険”を打つわけです。その保険の1つが大物タレント、ビッグネームの名を借りることです」
長谷川氏の考察では、中居が降板しても、「仰天ニュース」の視聴率低下といった実害は受けず、むしろ予算の縮小、忖度せずに番組作りにあたれるメリットを局は考慮しているのではないか、となる。これすなわち、視聴率さえ見込めれば、大物タレント起用にはデメリットのほうが多いようにも聞こえてくる、とアサジョが報じている。
編集者:いまトピ編集部