粗品、言及「フジテレビの目のマークのやつ」8年越しの伏線回収
Amazonお笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、自身のYouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』を更新。ネットで話題のニュースについて、ひとりで賛否どちらの意見を言う企画「1人賛否」で、フジテレビの会見問題に言及した。
17日にフジテレビが開いた臨時の定例会見では、クラブ加盟社のみの参加、テレビカメラなしという“異例”の状況から、SNSやテレビ番組問わず批判の声が相次いでいた。
粗品は、フジテレビ会見に関する経緯やSNSの反応などを取り上げ、「第三者調査してもらって、どういう事実が上がってくるのか、それを嘘偽りなく報告してほしいという感じですかね」と語った。
そして、恒例の台詞である「ただぁ!」と言うと、フジサンケイグループの“目玉マーク”を充血させた自身のイラストとともに「今のフジテレビこうなってるなあ」とコメント。「これね、8年前の僕のフリップネタなんですけど、8年越しの伏線回収ですか」とした。
『R-1グランプリ』や劇場などさまざまな場所で披露したといい、「当時は『フジテレビ仕事しすぎ』ってツッコんでたんですよ。忙しすぎて目、血走っとるみたいな。違う意味で血走ってもうてる。大変や今これ。今のフジテレビこうなっとるがな」と語った。
フジテレビを取り巻く問題で、粗品は「1個ちょっと言いたいのは、やっぱ『新しいカギ』レギュラーやってるけど、現場は熱いよやっぱり」と、自身が出演するレギュラー番組に触れる。年始の収録で番組スタッフに話を聞いた際には、噂されたプロデューサーもすでに番組からは外れていると説明を受けたという。
「権力が足りてない。実力だけで頑張ってる現場ですよ今。芸人もテレビマンも『新しいカギ』は。ディレクターも若いし」と語り、性的な関係を匂わせる接待問題について「そんなんしようと思ってもできへん。実力だけで頑張ってんねん、少なくとも『新しいカギ』は」と断言。
最後に「その母体がそもそもフジテレビって言って皆さんが不快感を抱くのは仕方ないと思います」とし、「放送枠はまた差し迫ってくるし、毎週やるだけちゃう? 俺は」と演者としての姿勢を見せた。
「1人賛否」はあくまでもコントで粗品の意見ではないという設定だが、笑いを交えつつ毎週SNSで話題になる問題に切り込む姿勢に称賛の声は多い。
「ただぁ!」からの“8年越しの伏線回収”について、動画コメント欄には「フジテレビマークに声出して笑った、絶妙に扱いづらい話題の落としの力加減さすがや」「フジテレビのただぁ! なんて言うんだろ〜って見てたら、さすがすぎて笑った」「フジテレビの目のマークのやつおもろすぎる」との声が寄せられているとSirabeeは報じている。
編集者:いまトピ編集部