中居正広に「調子に乗るんじゃねえぞ」「決して天狗になるな」警告していた
今になってようやく、あの大御所の言葉がずっしりと、中居正広にのしかかっているのではなかろうか。
それは32年の歴史の幕を閉じた「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)の、2014年3月25日の最終回。バナナマンやローラ、さまぁ~ずらレギュラー陣が、それぞれタモリと別れの挨拶をする。ハライチの澤部佑は、5月に子供が誕生することでタモリに命名をお願いすると、タモリは「い」の一文字で応じ、澤部は「『い』じゃダメだって!」とツッコミ。スタジオは大盛り上がりだ。
そんな中、最後に登場したのが中居だった。「僕がくじけてしまった時と、調子に乗った時のためにVTRを」と切り出すと、私物のビデオカメラでタモリを撮影し始めたのだ。
するとタモリは「中居、頑張れ。大丈夫だ。なんとかなるって」と鼓舞。ところがその後、顔を強張らせながらキッパリと言い放ったのは「中居、調子に乗るんじゃねえぞ。足元すくわれるぞ!」。
人気者だった中居に対する「決して天狗になるな」というタモリからのメッセージと受け取った視聴者は多かったのではないか。
そして大スキャンダルに見舞われている現在、「今になって意味がわかった。タモリは本音で言ってやったんだろう」というわけだ。
「笑っていいとも!」のグランドフィナーレでは笑福亭鶴瓶や爆笑問題、とんねるず、ダウンタウンなどの大御所に混ざって中居も出演していたが、なぜかタモリを差し置いてしゃしゃり出て、石橋貴明が「なんで中居くんが仕切ってんの」とキレ気味に注意していた。
当時の中居は「なんで中居がいるのか」といわれるほど、やる気のない態度で出演しており、他の出演者はうっぷんを抱えていたのではなかろうか。それがタモリの最後のコメントや、石橋の注意に繋がったのかもしれない。
中居にエールを送ったタモリだが、サングラスの奥の目は決して笑ってはいなかったとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部