2025/1/23 08:33

炎上した『ミスド』、発表「見当はついてた」理解を示す声続出

ミスタードーナツ

昨年11月に発表した『ミスド福袋2025』が炎上したミスタードーナツが、3月からドーナツの値上げをすることが分かった。

またまた暗い話題だが、これにより物議を醸した福袋の評価が上がったようだ。

同社は1月21日、「商品価格改定のお知らせ」として一部商品の値上げを発表。
現在販売中のドーナツ、パイ、マフィン、ザクもっちドッグ、アレルギー特定原材料不使用ドーナツ42種は10円の値上げ、台湾粉(フングイ)フルーツティ2種は20円の値上げとなる。

定番のポン・デ・リングやハニーディップも、税抜150円から160円へ値上げされるとあって、衝撃を受けた消費者が多く、Xでは発表後すぐにトレンド入り。

同時に、“炎上福袋”の改悪が腑に落ちたと、理解を示す声も相次いでいく。

『ミスド福袋2025』は6000円と3500円の2種類があり、6000円にはグッズ4種と税込198円以下が対象のドーナツ引換券35個分が封入された。

しかし、前年販売された5900円の福袋には、グッズ7種と税込187円以下が対象のドーナツ引換券50個分が入っていたため、「ショボい」「ケチくさい」とファンの失望を招くことになった。
だが、この改悪には今になって、
《福袋がだいぶ改悪してたから もしかしたら値上げするのかと思ってたら本当に値上げだった》
《知ってた。福袋のドーナツ価格がおかしかったもんね》
《福袋のドーナツ券のクーポン設定は値上げ見越しての設定だったんだね》
《袋の引き換え券見た時に、値段ないはずのところが上限だったから、値上げするんだな、て見当はついてた》
など、理解を示す声が続出している。

もともと値上げを見越した引き換えレートに設定していたのだと分かり、消費者も「やむを得ない」と感じたようだ。

その福袋だが、6000円で引換券35個分となると、1個あたりに換算した価格は171円。
これ以下の商品に引き換えると定価より損をすることになるが、今回の値上げにより、ドーナツは最安の商品でも税込172円(テイクアウト価格)になるため、どの商品を買っても定価よりは得をすることになる。

『ミスド福袋2025』は大不評で売れ行きが悪く、地方によっては実質半額で投げ売りされている店舗もあった。

「誰が買うんだ」と言われていたが、まさか買った者が勝ち組だったとは…。

しかし、今からでもまだ間に合う可能性があるという。
「あまりに不評だったためか、福袋は各地で売れ残りが確認され、年明けから3週間が経った今なお販売されている店舗もあります。3月以降、お得にドーナツを買いたいなら、今からでも入手すべきかもしれませんね」(ファストフードライター)

実質半額などの投げ売りを受け、予約して定価で購入した消費者からは、不満の声が相次いでいた。

この状況下、値上げによって引換対象外の198円以上の商品が増えたら、福袋購入者はさらに怒り狂っていたことだろう。

値上げは3月26日からで、引き換えの期限は5月いっぱい。時間としては2カ月もないが、この間は引き換え客で賑わいそうだ、と週刊実話WEBが報じた。

ミスド福袋「誰が買うんだ」「ショボい」と大炎上したが…ドーナツ“値上げ”発表で今さらお得感アップ/サマリー|週刊実話WEBミスド福袋「誰が買うんだ」「ショボい」と大炎上したが…ドーナツ“値上げ”発表で今さらお得感アップ/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部