いきなり露出が爆増「広告差し止め問題で」
中居正広のスキャンダルをきっかけに、スポンサーが一気に逃げ出しているフジテレビ。他局のニュースでは、このことをしきりに取り上げて問題提起をしているけれど、いざフジテレビをつけてみると、そこまで普通の企業CMって減ったの？という印象を持った人も多いのではないだろうか。
というのも、あの3.11の時は「ありがとウサギ」などのキャラクターが登場する「あいさつの魔法」（あいさつは楽しいこと、友達が増えるのは素敵なこと」というメッセージを広める広告）ばかりで、逆に非日常な印象で、不安感も覚えてしまっていたACジャパンのCMが、当時に比べてバリエーション豊富になっているから。
例えば、「決めつけデカ」（SNSなどの噂や偏見だけで善悪を判断することを警鐘）、「ゆうちゃみの3日分」（災害に備え3日分の備蓄品を入れた防災バッグの用意呼びかけ）、「がんばれ全国のすずめたち。」（あしなが育英会の活動への関心を呼びかける）、「アイフレイルの歌」（目の機能低下やそのリスクが高い状態のセルフチェック呼びかけ）などなど。最後にACジャパンと出るけれど、いろんなバリエーションがあるから、そこまで深刻な事態には見えないのだ。
今回の広告差し止め→ACジャパンになったことで、いきなり露出が爆増しているのがなかやまきんに君の「毎日の検脈」を呼びかけるCM。「けんみゃくんです！」のハリの効きまくったデカい声と歯並びの良すぎる笑顔がインパクト強すぎ。これに続く露出度、という印象なのは、不倫騒動→旧ジャニーズ退所となった近藤真彦による、「難聴啓発キャンペーン」CM。久しぶりにマッチをいっぱい見ているかも～。というふうに思った人も多いのでは？
CM差し止め50社以上、食いしん坊漫才だけではなく、塩野義製薬１社提供の「ミュージックフェア」もこのままだと見られなくなる可能性もあるのでは…。放送局として最大の危機を迎えているフジテレビ。文化放送の社長が臨時の取締役会を開くよう求めるなど、まだまだ沈静化には遠い状態です。
なんかすごいことになりつつあるけれど、そんな中でも逆になかやまきんに君、マッチ、ゆうちゃみは露出爆増。フジテレビばかり出ていた芸能人は、今後はACジャパンの広告に積極的に出演するべきかも！？とアサジョは報じた。
編集者：いまトピ編集部
