『SMAP』メンバー、口もきかないほど関係が悪化していた
女性トラブルを巡る一連の騒動で芸能界引退に追い込まれた元SMAPのリーダー・中居正広と、“犬猿の仲”にある木村拓哉の明暗が分かれたようだ。
1月23日、中居は有料会員サイトで「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします」と発表。「こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…」とファンに別れのメッセージを送ったが、そんな中居を尻目に、木村は主演映画『グランメゾン・パリ』が大ヒットしているとのこと。
同い年の中居と木村は、高校時代からジャニーズ事務所で苦楽をともにし、1988年にSMAP結成、1991年にCDデビュー。
当時は“ジャニーズの女帝”と呼ばれた故・メリー喜多川氏に認められなかったことから、2人は「ジャニーズの落ちこぼれ」と自虐的に話しながらも、SMAPを国民的アイドルグループに成長させた中心人物だったという。
「SMAPは故・ジャニー喜多川氏が命名。2019年7月に他界したジャニー氏のお別れ会が開かれた際、中居は仕事を理由に欠席した。木村と同席するのを避けたのが真相ではないか。SMAP解散騒動以降、2人は口もきかないほど関係が悪化していたんです」(スポーツ紙記者)
2015年にSMAP解散騒動が持ち上ったことを受け、翌年1月、冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)内でメンバー5人がそろって謝罪。際立ったのは、4人を横目に木村が代表して「これから何があっても前を向く」と宣言したことだといい、木村と4人のメンバーの確執が浮き彫りになったという。
「当初、メンバー全員で独立する予定だったんですが、木村さんが残留を決めて裏切った。中居さんは謝罪後に香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さんの3人に『木村と口をきくんじゃねえべぇ』と指示したという情報も流れました。謝罪はいわば中居さんらの“公開処刑”でした」(バラエティー番組関係者)
2017年9月、香取、稲垣、草彅の3人はジャニーズ事務所を退所。中居も遅れること2年半後の2020年3月に独立したといい、同関係者は
「解散騒動を踏まえ、1人残った木村さんは“裏切り者”のレッテルを貼られ、人気に陰りが見え始めていた。対する中居さんは女性トラブルが発覚するまでレギュラー番組6本を抱えるなど、第一線で活躍していた」
と語る。
引退を発表した中居に対し、“木村株”は再び高騰しているようで、
「年末公開の映画版『グランメゾン・パリ』を宣伝するため、年末年始はバラエティー番組などに出ずっぱり。お蔵入り説のあったドラマシリーズ『教場』(フジテレビ系)の撮影も再開が決まった。そして23日には、松竹創業130周年記念映画『TOKYOタクシー』への出演を発表。ただ、昨年から噂されていたSMAP再結成は、中居の芸能界引退で完全に消えました」(芸能記者)
とのこと。
香取、稲垣、草彅は、中居の引退に所属事務所を通して「突然のことでまだ心の整理がついておらず、言葉が見つかりません」「現在お話さしあげることは控えさせていただければと思います。ご理解いただきたくお願い申し上げます」とコメントを発表。一方、木村は自身のインスタグラムのストーリーズに犬の散歩の様子をアップしているといい、最後まで“犬”猿の仲だったということだろうかと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部