2025/1/26 18:03
『Netflix』発表、12月26日から配信ドラマ「最も視聴されたオリジナルシリーズのひとつになる可能性がある」
Amazon米動画配信サービス大手のネットフリックスは1月21日、2024年第4四半期に過去最高の新規会員を獲得し、初めて有料会員数が3億人を突破したと発表した。スポーツ中継や話題作の続編の配信などが貢献したとみられているが、専門家によるとタイパを重視する人たち向けの“ある機能”も会員の増加に好影響を与えているという。
12月26日から配信開始された韓国ドラマ「イカゲーム」の続編は「最も視聴されたオリジナルシリーズのひとつになる可能性がある」というほどの大ヒットを記録しており、こうしたコンテンツが市場予想を大きく上回る会員数の増加をもたらした。
「ネットフリックスが会員数を伸ばし続けているのには、“速度変更機能”も大きな要因のひとつだと考えられます。19年にテストがはじまり、翌20年から実装された同機能は、0.5倍〜1.5倍まで再生速度を変えられるもので、タイパを重要視するZ世代から好評を得ていました。しかし、近年では若年層以外の利用も増えていて、マーケティングリサーチ企業であるクロス・マーケティングが昨年実施した調査によると、20代〜60代の47%は倍速視聴の経験があると回答。21年からの3年間で12.6%も増加していて、50代〜60代のおよそ4割も利用していることが分かっているのです」(ITジャーナリスト)
なお、速度変更機能はネットフリックスのライバルである「Amazonプライムビデオ」には標準装備されていないと、アサ芸ビズが報じた。
編集者:いまトピ編集部