フジ、75社からCMを差し止めも『倒産しない理由』「資金供給ができる」
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が24日、自身の公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。騒動になっているフジテレビが倒産しない理由を語った。
女性アナウンサーが会食に参加させられたときについて告発したことで、批判が殺到した同局。
同局幹部の関与が疑われた元タレントの中居正広氏の女性トラブル発覚が発覚した昨年末から、親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の株価が不安定な値動きになり、今月20日までに75社からCMを差し止められ、苦境に立たされている。
以前に同局再建への考えを語っていた堀江氏は、24日のYouTube動画でも経営の観点で見解を述べた。
堀江氏は「フジテレビのことをみんな考えてるんだけど、フジ・メディア・ホールディングスっていうのはですね、不動産事業とメディアコンテンツ事業の2つに大きく分かれている会社でございまして」と同社の概要を説明。
同社は多数の子会社を抱えており、同局やニッポン放送などのメディア事業会社、サンケイビルなど不動産事業会社を中心にグループを構成している。
フジテレビが苦しい状況でも、不動産事業のサンケイビルは「今回のフジテレビの不祥事で、直接影響を受けることはない」と指摘し、「(今後も)安定的に利益が上がるでしょう」と見通す堀江氏。
流動性のある資産が潤沢だと言い、「今すぐ慌てるようなことはないなと。『フジテレビは倒産するんじゃないか』みたいなことを言ってる人もいますけど、フジ・メディア・ホールディングスを通じて資金供給ができるので、そういったことはないだろうというふうに思います」と語った。
その後はCMの考査が恣意的であると所感を述べつつ、受け入れを広げることで経営改善できると話した。
視聴者からは、「誠実な社員さんもいると思うので、堀江さんの案を踏まえて再生できれば良いと思う」といった声のほか、「ホリエモンが社長になれば面白い!」「堀江さんが取締役に選任されないかな!」と期待のコメントが上がった。
「そもそも再建なんか不要。むしろさっさと潰れるべきだろう」「もう再建は手遅れ」といったコメントも見受けられた、とSirabeeが報じている。
編集者:いまトピ編集部