『公式サイト』から削除...『番組』の2月4日放送回は「休止」を発表
元タレントの中居正広氏が起こした女性トラブルを巡る一連の騒動がさらなる波紋を広げている。
女性トラブルに幹部社員が関与していたと報じられたフジテレビでは、ほとんどのスポンサー企業がCMの放映を見合わせているが、トヨタ自動車など複数社が2月分のCMのキャンセルを決定。
1月25日の『文春オンライン』の記事で、女性トラブルの1カ月前の2023年5月に中居氏宅で開催されたバーベキューに、被害者女性やフジテレビ幹部社員らと参加していたと報じられた笑福亭鶴瓶は、CM出演するスシローの公式サイトから削除。MCを務めるBS11『無学 鶴の間』2月4日放送回の休止が発表された。
そして、ついに政府さえもフジテレビへの広告出稿の取り止めを表明。林芳正官房長官は1月30日の定例会見にて、フジテレビが関わる各府省の広告について、「当面、広告出稿は見合わせる」などと明かした。
「『週刊文春』は1月28日、中居騒動への“フジ幹部A氏の関与”について、トラブル当日の会食に被害女性を誘ったのはA氏ではなく、中居氏本人だったとおわびして訂正しました。それもあって、バーベキューに参加しただけとされる鶴瓶さんが“キャンセル”されたことについて、ネット上では『まるで現代の魔女狩り』といった声もあがっています。中居騒動に関連して、いきすぎたキャンセルカルチャーが問題視される日がくるかもしれません」(芸能ライター)
そんな中、日増しに高まっているのが“フジサンケイグループの天皇”こと日枝久代表の召喚だ。
「日枝代表は、1月27日にフジテレビが開いた10時間超の大荒れ会見で記者から執拗に出席を求められ、同局の『めざまし8』でレギュラー出演する古市憲寿氏から退くことを要求された。『よんチャンTV』(MBSテレビ)では、元テレビ東京プロデューサーの田淵俊彦氏が『長期政権が続くとイエスマンしか出世しない風通しの悪い組織になる』『日枝氏がどう責任をとるか』などと述べている。極端な話、日枝代表の進退いかんで騒動の成り行きが決まる。日枝代表が辞任すれば“生まれ変わったフジテレビ”をアピールできる」(スポーツ紙記者)
下手をすれば年内は“CMゼロ”になってもおかしくない危機的状況を迎えているフジテレビ。早急に組織改革が求められるが、とにもかくにも日枝代表の動向を見守るしかなさそうだと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部