『フジテレビ』起死回生の一手「コケてしまったら目も当てられない」
フジテレビは1月30日、2025年3月期の広告収入が従来予想より233億円減少すると発表した。
元タレント・中居正広氏の女性トラブルを巡るフジテレビの問題で、スポンサー企業によるCMの差し替えが相次いだ影響。このままいけば、4月以降、広告収入はさらに減少する恐れがある。
「『週刊文春』が、昨年12月に報じた“中居騒動”へのフジ社員の関与についての記事を一部訂正した。とはいえ、フジの疑いが晴れたわけではなく、スポンサー離れは続いている。夏ぐらいまではスポンサーが戻らなそうで、広告収入は500億円近く減少するなんていう意見もあるほどです」(スポーツ紙記者)
広告収入が激減したことで、制作現場にも影響が出始めているという。
「番組制作費は大幅に削られるという話。特に、ドラマ制作に関する予算はかなり低くなると予想されます。4月以降に控える作品の中には、脚本の練り直しを迫られているものもあると聞きます」(民放関係者)
『踊る大捜査線』以外にも話題作が!?
開局以来の大ピンチを迎えているフジテレビだが、起死回生の案として“新プロジェクト”が動き出す予定だとか。
それが映画の大量生産だという。
CMが入らずとも収益を上げられる映画事業に、エース級の社員を割り当てる策を練っているようだ。
織田裕二が主演を務める『踊る大捜査線 N.E.W.』の公開が2026年に予定されているが、ほかにも話題作を連発する可能性がありそうだ。
「今春~夏ドラマは頑張ってもCMはつかない。スポンサーがいつ戻ってくるか未知数なので、予算や人員を映画事業に集中させて少しでも稼ごうというハラでしょう。候補として挙がっているのは木村拓哉主演の『教場』劇場版、菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』劇場版第2弾。『silent』のスタッフが仕掛ける映画や、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』劇場版の噂もあります」(同)
映画事業で稼ぐ案は悪くないかもしれないが、そちらもコケてしまったら目も当てられないので、作品選びは慎重にいきたいところだろうと週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部