2025/2/7 19:07

圧倒的な演技力『ドラマ』ゲスト出演「別人のよう」「気づかなかった」驚きの声

びっくり

女優の池脇千鶴が、3日に放送されたフジテレビ系ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』にゲスト出演。朝ドラヒロイン時代から「激変」した姿と圧倒的な演技力が話題になった。池脇はドラマ出演するたびに「別人のよう」と騒がれているが、役作りの徹底ぶりと演技の見事さの背景について、豊富な業界知識を持つ芸能ライターに話を聞いた。

板垣李光人と中島裕翔がW主演する同ドラマは、科学警察研究所の法医第九研究室の室長と新米捜査員のバディが、死者の生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を駆使して難事件に挑むサスペンス。第2話では、池脇がコンビニ従業員の小島郁子を演じた。

池脇が演じる郁子は、ダボッとしたワンピースにボサボサのロングヘアとメガネという姿で登場。「誰にも迷惑かけてなかったのに…」などとつぶやきながら、コンビニで同僚たちを刺殺するショッキングなシーンが展開された。
徐々に郁子の秘密が明らかになっていくのだが、その演技は圧巻のひと言。単発のゲスト出演だとは思えないほどのインパクトを残した。

演技の見事さと同時に大きな話題になったのが、池脇の「激変」ぶりだ。池脇といえば、2001年度後期のNHK朝の連続テレビ小説『ほんまもん』のヒロインなどを務めた人気女優だが、当時は清純派の可憐なアイドル女優という印象が強かった。

しかし、今回のドラマでの池脇は「ふっくら体型の冴えない中年女性」を完璧に演じ切っており、朝ドラ時代のイメージがある人にとっては別人のような変わりようだ。実際、SNS上では「池脇千鶴だと気づかなかった」「演技すごいうまい女優さんだと思ったら池脇千鶴でびっくり」「ここまで役作りするってスゴすぎでしょ」などと驚きの声が広がっている。

「池脇は1997年、高校生のときに受けた『リハウスガール』オーディションで市川準監督の目に留まり、第8代リハウスガールとして芸能界デビュー。あどけなさの残る顔立ちと人懐っこいキャラクターで脚光を浴び、1999年、市川準監督の映画『大阪物語』で沢田研二と田中裕子が演じる夫婦漫才師の娘・霜月若菜を演じて映画デビューを果たしました。

この作品では第54回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞や第73回キネマ旬報新人女優賞などを受賞。10代にして演技力でも高い評価を獲得した彼女は、2001年に『ほんまもん』で朝ドラのヒロインを務め、2002年にジブリアニメ『猫の恩返し』で主人公・吉岡ハルの声を担当して声優に初挑戦するなど華々しい活躍を続けてきた。

早くに成功を収めると、事務所に言われるがまま、若者をターゲットにしたキラキラ系ドラマや、売れっ子俳優が集結した大作映画への出演が中心になり、質よりも量になりがち。しかし池脇は一貫して自ら脚本に目を通し、自分が納得した作品のみに出演することを公言しています」

早くからアイドル女優ではなく、実力派女優として覚醒していった池脇。そのスタンスを貫いたことで、女優として実力が磨かれていったようだとサイゾーオンラインは報じている。

池脇千鶴、激変した姿とド迫力演技に反響…転換点となった「女優魂」炸裂の作品とは | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト池脇千鶴、激変した姿とド迫力演技に反響…転換点となった「女優魂」炸裂の作品とは | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト

編集者:いまトピ編集部