2025/2/11 15:56

水原(40)、4年9カ月『生き地獄』「アメリカでは過剰収容が当たり前」「大谷ファンも多いはず」

悲しい

連邦地裁の裁判長宛てに「年末年始もなく長く時間を拘束された末に低賃金だった」などと「生活苦」を訴える申立書を提出し、情状酌量を求めたドジャース・大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告。しかし、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁はそんなアピールに耳を傾けることはなく、2月6日、同被告に対し禁錮4年9カ月の判決を言い渡した。

 水原被告は3月24日までに出頭し収監されることになるが、注目されるのが、その収監先だ。アメリカの刑務所はその犯罪により、「レベル1」から「レベル5」に大別されるが、今回、水原被告が犯した銀行絡みの罪は、最低でもレベル3、ことによるとレベル4以上の刑務所に収容される可能性もあるという。米国の刑務所事情に詳しいジャーナリストはこう語る。

「現在、アメリカではどこの刑務所でも過剰収容が当たり前になってきていて、5人部屋に8人、9人が押し込まれるような環境で生活を送っている受刑者も少なくない。そのため、鬱屈したストレスから、どこの刑務所でも毎日のように小競り合いが絶えないのだとか。過剰収容の要因は、犯罪の増加に加え、2000年代のリーマンショックで刑務所の予算がカットされ、以降それが回復してないため、看守も人手不足の状態だということが大きい。そのため、看守も受刑者の言動に目が届かず、結果、暴力行為や麻薬の取引が日常化しているわけです。なかでももはや一般化しているのが男性同士の性暴力。州によっては性暴力での死亡者が後を絶たない刑務所もあり、そんな場所は受刑者からも『殺人工場』と呼ばれているようです」

アメリカの刑務所は日本と違い、所内に野球場やサッカー場、さらには映画館やスーパーといったレジャー施設を備えている施設も多い。しかし、その自由さゆえに中ではリンチなど暴力が日常的に行われ、獄中殺人があっても看守がカネで言いくるめられ、事故死として扱われるケースも多いのだという。

 加えて、刑務所内で日々、当たり前のように行われているのが「賭博」だという。

「アメリカの刑務所ではIDカードで買い物も自由にでき、使った金は自分の口座から引き落とされる。最初はタバコや歯磨き粉から始まり、徐々に掛け金が大きくなっていくのがお決まりのパターン。しかもスポーツ中継が見放題なので、そこでも賭けが始まる。シャバなら負けても後で払うからで済むものの、ここでは、そんな理屈が通用するはずもなく、払えなければ容赦なく身体で払うことになる。しかも、受刑者の誰もが、水谷被告を大谷を騙した極悪人と認識しているはずですからね。今後4年9カ月、生き地獄のような日常が始まることは否定できないでしょうね」(同)

 報道によれば、本人は南カリフォルニア州の刑務所への収監を希望しているようだが、ドジャースが本拠地を置く同州の刑務所内には、当然、大谷ファンも多いはず。となれば、ますますいじめを受けるリスクも高まると思われるのだが…。

 4年9か月の刑務所生活を終えた水原被告は、移民局の判断で日本に強制送還されるが、今回の連邦地裁での判決は、日本でも裁判所で強制執行手続きをとれば適用するため、改めて大谷が賠償請求裁判を起こせば、償いを求め続けることができるという。

 自業自得とはいえ、同被告にとって今後待ち受けるのは、まさに生き地獄のような日々なのかもしれない、とアサ芸ビズが報じている。

水原一平被告を待ち受ける刑務所「生き地獄」  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ水原一平被告を待ち受ける刑務所「生き地獄」 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部