2025/2/13 18:32

人気漫画が原作『映画』豪華キャストの無駄遣い「地獄の時間だった」不評

切ない

1月24日に公開された俳優・山崎賢人主演の『アンダーニンジャ』だが、1月31日から2月2日までの全国映画動員ランキングで初登場3位から7位へと順位を落として早くもその勢いに陰りが見えはじめている。

福田雄一監督・脚本による同映画は、花沢健吾氏の人気漫画が原作で2023年10月にはアニメ化もされた話題作。それだけに実写映画版への期待も大きかったが…

いざ公開されると大手映画サイトのレビュー欄などでは作品に対する厳しい意見も多く見受けられるが映画ライターは明かす。

「中でも目立つのが福田監督の演出に対する苦言です。かつてはテレビ東京系の『勇者ヨシヒコ』シリーズや『アオイホノオ』、映画『銀魂』、日テレ系ドラマ『今日から俺は‼』などで高評価を得た福田監督ですが、近年の作品では作風のマンネリ化が指摘されています。とくに、映画のテンポを大きく崩す福田作品特有の『寒いギャグ』や『冗長なアドリブ』が映画ファンの間では不評で、今作に関してもそうした声が目立ちます」

福田作品といえば、佐藤二朗やムロツヨシといったおなじみの顔ぶれがアドリブ風の演技をするのが定番となっている。

昨年12月に公開された『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』でも、スクリーンの端にガンマイクが映り込んだのに気づいた佐藤が、「あっ、今、ガンマイク映ったね! マイクさん、名前何て言うの? マイクさんは彼氏いるの?」と延々としゃべり続ける場面が一部の映画ファンの間で物議を醸した。

今作の『アンダーニンジャ』においても、作中で佐藤がまたもやギャグを連発したり、浜辺美波の“鼻くそいじり”を2回も続けたりとナンセンスなネタが繰り広げられている。

「しつこく続けられるとさすがにうんざりしてきますが、福田監督本人はそれを面白いと思っているのでしょうが……。ただ、レビューのみならず、映画YouTuberたちからも『地獄の時間だった』『豪華キャストの無駄遣い』などと散々な言われようです」(前出・映画ライター)

と、サイゾーウーマンが報じた。

『アンダーニンジャ』、映画ファンから“福田雄一のギャグ&アドリブセンス”に不満が出てしまう理由(2025/02/12 12:00)|サイゾーウーマン『アンダーニンジャ』、映画ファンから“福田雄一のギャグ&アドリブセンス”に不満が出てしまう理由(2025/02/12 12:00)|サイゾーウーマン

編集者:いまトピ編集部