マツコ・デラックス「封印」待ったナシか
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男性から女性へのハラスメントだけでなく、その逆についても批判が集まる昨今とあって、人気タレントのマツコ・デラックスに対する世間の視線は以前より厳しいものになるのか。
芸能界におけるセクハラが問題視される中、実業家・堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで、タレント・おすぎから無理やりキスをされたと暴露して注目されたのは元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏だ。その長谷川氏が、2月5日には「福永活也@冒険家弁護士」のYouTubeチャンネルにも出演し、今度はマツコからの過去のハラスメントに言及したのだった。
それによると「マツコさんから“長谷川”って(膝部分を叩くジェスチャーを)やられて、僕、その膝の上に確かに座りました。そのまま、(お互いの)家が近いんで、“家が近いですね”って話をしながら、ずっと(胸の先端部分を)ピンピンピンピンされてました」と、膝の上に座らされて胸部を何度もタッチされたという。
長谷川氏は終始笑顔で当時を振り返っていたが、弁護士の福永活也氏に法的な見解を求めると、福永氏は、「胸を触っていいとはならない」として問題視。最後は「本当、昔のことですからこれ。ただの笑い話ですからね。僕はマツコさんに“あの気持ちいいんでやめてください”って言いましたので」とフォローしていた。
「“ただの笑い話”とはいうものの、動画内で実名を挙げて暴露することによる影響は本人も認識しているはずと勘繰る反応も出ています。マツコについては、『そういうキャラで面白がられてきた人だから見逃してあげて』とする擁護派もいますが、2022年2月にも『マツコの知らない世界』(TBS系)にゲスト出演した俳優・竹内涼真に対するたび重なるセクハラ発言でプチ炎上したことがあります。
番組では、竹内が自宅でハマる手作りカレーを披露する様子が放送されたのですが、マツコは随所でスタジオの竹内に、ずっと“好色な目”で見ていると告げたり、『そろそろよ、涼真も。若いだけが全てじゃないから』『すっごいダシ出てるから』などとセクハラ発言を連発。
竹内ファンからネット上で『スゴくイヤ』『涼真君が可哀想』『すごい困って、嫌がってる顔だった』とブーイングを浴びていましたね。今回の一連のフジテレビ騒動で、マツコもこうした“セクハラ芸”は封印せざるを得ないでしょう」(テレビ誌ライター)
時代の移り変わりとともに、たとえ多くの視聴者を楽しませるためとはいえ、誰かひとりでも気分を害してしまうような見せ方は、バラエティーの世界でも御法度になりつつあるのかもしれないとアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部