2025/2/17 13:09

田中将大(36)、復活

田中将大Amazon

春季キャンプが宮崎から那覇へと移った巨人だが、楽天から移籍した田中将大(36)は早くもチームに馴染んだ様子だという。

宮崎キャンプ第2クール初日(2月6日)の練習開始前には、巨人ナインが爆笑する一幕も。

練習前の声出しで指名を受けた大勢が今季の目標などを述べた後、田中は

「マー君、神の子、不思議な子~」

と、思わぬフレーズを大声で口ずさんだとのこと。

このフレーズは田中がルーキーイヤーだった2007年に、当時、楽天・野村克也監督(当時)が発したもの。当時まだ小学生だった大勢がこのセリフを口にすると、田中はにやりと口元を緩めながら、「オマエ、オレのことバカにしてるだろ?」と突っ掛かったが、それを他のナインが「さあ、練習、練習」と相手にしなかったという。

この一件を見る限り、田中は移籍した巨人にすっかり馴染んでいるようにみえるが、それ以上にビックリしたのが、驚異的なスピードで投球フォームの改造成果が表れたことだといい、現地記者は

「キャンプ3日目、予定を変更してブルペン投球が行われました。久保康生投手巡回コーチが“いける”と踏み、田中も手応えを感じていました」

と話す。

そうなれば、避けて通れないのが去年まで在籍していた楽天の指導法が正しかったのか否かの議論。去年の今ごろは「手術後」ということで、キャンプの大半がリハビリに充てられた。一概に比較することはできないが、「楽天は何を教えていたんだ?」との声も聞こえてきそうだといい、スポーツ紙記者は

「田中は’13年の楽天初優勝、日本一の大功労者です。ヤンキースでも先発ローテーション入りし、開幕投手も務めたカリスマ。キャリアなら、どのコーチよりも上なので、何も言えなかったのでは」

と語る。

昨季の田中を預かったのは現一軍指揮官の三木肇監督(47)で、三木監督も野村氏の薫陶を受けているため、「ノムラ学校」の先輩として、苦言を呈することもできたはずだが、

「コーチたちが選手の投球フォームや打撃スタイルを見て、『ここを直せば』と分かっても、あえて教えないときもあります。自分で気付かなければ意味がないという発想です。また、楽天にも戦力分析を行うためのデータ解析機があり、それに基づいて補強を続けてきました。ただ、そのデータ解析を行うフロント幹部と現場スタッフで意見が食い違うことがあり、そういうときは現場が折れていました」(同)

とのこと。

楽天のチーム気質が田中の復活を遅らせたのか。そうだとすれば、新天地での明るい表情を、楽天スタッフはどう見ているのだろうかと「週刊実話WEB」が報じている。

田中将大、巨人キャンプイン“3日”で輝きが復活 楽天コーチ陣の指導法は正しかったのか?/サマリー|週刊実話WEB田中将大、巨人キャンプイン“3日”で輝きが復活 楽天コーチ陣の指導法は正しかったのか?/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部